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エンジニアが働きやすい会社を目指して起業!
新人でも活躍できる仕組み「ダブルメンター制度」とは?

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2009/03/02 09:00

 今回は、システム開発会社を設立した小川直子さんのお話です。激務のシステムエンジニアの仕事で体調を壊し、別の仕事に就いた後、「やはりITが好き」と、営業職としてソフトウェア会社に転職。その後、理想の会社を作るため、30歳で独立しました。【バックナンバーはこちら】

業界で異色の女性エンジニア4割 SIerの女性社長登場!

 企業の基幹システムや業務アプリケーションの開発、IT教育支援まで行うシステムインテグレーター、株式会社トラントを経営する小川直子さん。開業から約5年、従業員は60名になった。

 「システムエンジニアは業界平均で男性が9割を占め、女性は1割しかいません。弊社の場合、経営者が女性だからでしょうか、エンジニアの4割が女性です。女性のエンジニアは、30歳を過ぎると、結婚や出産でこの業界を辞めてしまう人がとても多いのです。業界を活性化させるためには、男女の良さを活かし、それぞれが長く活躍できる環境作りが必要だと思っています」

 小川さんは短大で情報処理を学び、システムエンジニアを目指した。

 「もともと、論理的に物事を考えることが好きです。システム開発はゼロか1か、はっきりした世界で、答えを必ず導き出せることが魅力的でした」

 大手金融機関に就職後、システム開発部門に配属され、ATMシステムなど、人々の生活に不可欠な仕組みを構築し、やりがいを感じていた。

 「システム部には50名いましたが、その中で女性は私たった1人でした。負けず嫌いなので、『他の人よりも成果を出したい』と忙しく働いていました」

激務に体を壊すも、やっぱり「好き」でSEに復帰

 しかし入社3年目、徹夜も当たり前という激務と精神的なプレッシャーで、病気になり倒れてしまった。会社を辞め、リハビリを兼ねて週3回、派遣のパソコンインストラクターに。

 「お客様から直接、『ありがとう』と言われることは嬉しかったですね。お客様の喜ぶ顔を見て、人に接する仕事の面白さを知りました」。

 アパレルの販売員としても働いたが、やはり気になるのは、周辺にあるシステムのこと。

 「その店のPOSシステムや売上管理はどのようになっているのか、気になって仕方がなかったのです。『私なら、こんな仕組みにするのに……』と」

 もともとIT業界が好きだった小川さん。プログラマーと接客業の経験を活かし、営業職にチャレンジすることに決め、中堅ソフトウェア会社に転職した。そして入社1年目から、トップ営業マンとして頭角を現すのである。(次ページへ続く)


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