MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

訪日中国人が過去最高を記録
中国人による「爆買い」のきっかけは「口コミ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015/04/18 22:00

 1カ月間に日本を訪れた外国人の数が、12カ月連続で100万人を突破。日本を批判する中国からの観光客も急増している。

 日本政府観光局(JNTO)が3月18日に発表したところによると、2015年2月に日本を訪れた外国人の数は前年同月比57.6%増の138万7,000人で、これまで2月として過去最高だった2014年の88万人を大きく上回っただけでなく、過去最高だった2014年10月の127万2,000人上回った。

 日本を訪れた外国人を国別に見ると、中国の35万9,100人が最も多く、前年同月比で159.8%増という大きな伸びを見せた。中国については初めて30万人を突破しただけでなく、2015年1月の韓国(35万8,100人)を上回り、全市場を通じた月間過去最高の記録を更新。ビザの緩和や消費税免税制度の拡充、円安の継続など、これらを契機とした訪日プロモーションが功を奏し、旧正月休暇における訪日が大きく伸びた。

 中国人旅行者は、ショッピング目的で日本を訪れる旅行者も多い。最近では「爆買い」する様子も報道されるなど、中国人旅行者による旺盛な消費が日本経済を活性化させている。

  株式会社アンテリオは2014年12月16日~2015年3月9日の間に日本を訪問した上海・北京・広州の20~49歳の一般男女600名を対象に調査を実施。その結果を4月6日に発表した。調査期間は2月から3月にかけて。

 発表によると、訪日中に購入した商品を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「スキンケア化粧品」の82.0%だった。以下、「メイクアップ化粧品」の78.5%、「大人用のビタミン剤/健康食品・サプリメント」の72.7%、「チョコレート/チョコレート菓子」の65.2%、「赤ちゃん・子供用の市販の薬/医薬部外品/ビタミン剤・健康食品・サプリメント」の56.3%、「ドラックストアなどで買える、大人用の市販の薬」の51.8%などが続いた。

 また、購入のきっかけについて複数回答で聞いたところ、「口コミの情報」が84.5%で最も多く、「ドラッグストアなどのお店での情報」の77.7%や「ガイドブック/情報誌などの情報」の67.3%を上回った。

 中国人旅行者は複数の情報源から購入する商品を選んでいるが、「口コミ」による影響が大きいことが分かる。中国人旅行者に購入してもらうためには、高い品質と信頼性がポイントになりそうだ。

【関連記事】
訪日外客数が1300万人を突破 小売各社は免税店を相次いでオープン
外国人旅行者向け消費税免税制度、スタート 増加する訪日外国人の消費獲得を目指す
訪日外国人数、「過去最高」更新中 ホテル・旅館も変わりどきか
国家関係より円安が影響か 1-3月期の訪日外客数、前年同期比から増
クーポン利用で訪日客取り込め 広がる中国人観光客ビジネス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5