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eラーニング市場が拡大、前年度比120.8%に
最新の学習法を紹介する講演会イベントも

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2015/04/26 18:00

 資格取得から、語学学習、受験までインターネットを使ってオンラインで学習する「eラーニング」はすっかり定着した。時間を選ばず、通学する必要もないことから利用者が増加している。

 矢野経済研究所は4月6日、国内のeラーニング市場に関する調査結果を発表した。拡大基調が続いており、サービスを提供する側も、あの手この手で利用者獲得を狙っているようだ。

 調査結果によると、2014年度の市場規模は、前年度比120.8%の1,665億円と拡大を見込んでいる。法人向けのBtoB市場は微増だったが、個人向けのBtoC市場は大きく伸びており、市場をけん引している。2015年度も、引き続きBtoC市場の増加が予想される。「BtoC市場は、通信教育、学習塾などの大手教育事業者による情報通信技術を使用した学習コースの導入で、市場規模は前年度比134.6%の1,090 億円と大幅な拡大が見込まれる」としており、特に教育・学習関連サービスの拡大に期待がかかる。

 サービスを提供する側の意気込みも強い。昨年11月にはeラーニングアワードフォーラム実行委員会とフジサンケイビジネスアイが主催した「日本eラーニング大賞」が決定し、5月15日には秋葉原で受賞者による講演会「日本e-Learning大賞スピンオフイベント」が行われる。

 講演では、株式会社ReDucateが提供する英単語学習アプリ、「えいぽんたん!あなたのレベルで学べる英単語」を展開する同社の石井学社長がこのヒットアプリが生み出す学びのモチベーション創出の仕掛けについて話す予定となっている。また、全国に約2000拠点の学習塾を顧客として抱える株式会社SRJの田島清子氏は、提供する英語プログラム「MEET THE WORLD」が、なぜ多数の学習塾で圧倒的支持を得ているのかについて解説する。  

 仕事をしながら、あるいは学校に通いながら時間を作って専門学校や講座に通って学習するのはハードルが高い。早朝でも深夜でも学べるeラーニングの需要はますます高まることが予測される。学ぶ側もサービスを提供する側も、この便利な学習スタイルをどう活用して成長を図るのか、今後の動向に注目したい。

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