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中古車市場、4、5月の売上は苦戦
そんな中でも、人気は軽自動車やミニバン

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2015/06/20 18:00

 2015年の中古車市場は、年初から好調なスタート。最近は、人気車種の売り上げ減で、市場は苦戦している。

 消費税増税後の需要低迷で苦戦していた中古車市場も回復し、2015年は好調なスタートを切った。ただ、需要のピークを越えた4月以降は、売り上げが伸び悩んでいるようだ。

 矢野経済研究所は6月9日、中古車流通市場に関する調査結果を発表した。調査は自動車メーカーやディーラー、中古車買取・販売業者、自動車ユーザーなどを対象に実施された。調査期間は2014年8月から2015年5月。

 発表によると、2014年の中古車小売市場規模は、台数ベースで270万台、金額ベースで2兆8,566億円と推計された。2014年の市場の動きを見ると、2014年の1月~3月は消費税増税前の駆け込み需要が発生したものの、4月以降は駆け込み需要による反動減と、消費税増税による消費の低迷で、中古車販売業者は苦戦を強いられた。その後の動向を見ると、大手の中古車販売事業者を中心に夏頃から来客数が増えはじめ、それにともなって販売台数も回復している。

 そして気になるのは、2015年の中古車市場の動向だ。車選び.comが発表している中古車統計レポートを見ると、1月は国産車、輸入車ともに販売台数が増加。2015年の中古車市場は勢いのある幕開けとなった。2月と3月も中古車販売は好調で、両月ともに前月の販売台数を上回って推移した。ただ、4月以降は販売台数が落ち込み、5月にかけて右肩下がりで推移している。

 そんな中、販売が好調な車種もある。車選び.comが6月に発表した最新のレポートによると、5月は中古車の販売が落ち込む中、前月と比較して販売割合を大きくしたのがミニバン・ワンボックスのボディタイプ。中でも、ホンダのステップワゴンは販売台数29台(総調査台数1,460台)を記録し、ボディタイプ別人気車種第1位になった。

 5月の中古車販売台数の構成比をボディタイプ別にみると、軽自動車が47.1%で最も多く、以下、ミニバン・ワンボックスの16.9%、コンパクト・ハッチバックの13.2%、セダン・ハードトップの8.2%と続いた。軽自動車で最も人気があったのはスズキのワゴンRで、以下はホンダのライフ、ダイハツのムーヴの順。コンパクト・ハッチバックではホンダのフィット、セダン・ハードトップではトヨタのクラウンアスリートがそれぞれトップにランクインした。

 車選び.comによると、5月の車種ごとの販売台数をみると、最も多いワゴンRが大きくその数を減らした一方、他のボディタイプでは上位常連車種の販売台数に大きな変化はなかったという。

 4、5月は苦戦しているとはいえ、現在の中古車市場はやはり軽自動車やミニバン・ワンボックスが人気の中心のようだ。

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