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世界の携帯電話契約数、全人口を上回る103.5%
市場の成長は国内外で鈍化傾向に

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2015/07/04 22:00

 携帯やスマートフォンは、国内だけでなく世界で普及している。さらなる成長には、新たなサービスが必要になりそうだ。

 携帯電話やスマートフォンは、私たちの生活に欠かせないアイテムになった。その成長スピードは、国内市場だけでなく世界市場でも鈍化しているようだ。

 矢野経済研究所は6月23日、携帯電話の世界市場に関する調査結果(調査期間は2014年6月~2015年5月)を発表した。発表によると、2014年の世界の携帯電話サービスの契約数は74億9,487万5,000契約で、世界人口に対する携帯電話普及率は103.5%だった。世界の携帯電話サービスの契約数は増加傾向にあり、2015年は77億7,863万契約で同普及率は106.2%に、さらに、2020年には87億6,924万契約で同普及率は113.6%に達すると予想されている。

 成長が見込まれているのは、第四世代携帯電話サービス(4G)だ。発表によると、4Gは1月時点で世界の352の通信事業者により商用サービスが提供されており、契約数は4億9,800万契約。特に、2014年に商用サービスが開始された中国市場における伸びが顕著で、2015年の契約数は10億1,300万契約まで拡大すると見込まれている。

 また、2014年のハンドセット(フィーチャーフォンとスマートフォンの合計)の世界の出荷台数は18億5,459万台で、2015年の出荷台数は18億8,124万5,000台が見込まれている。市場規模は拡大しているものの、伸びは鈍化傾向にあるようだ。

 一方、国内のマーケットはどうなっているのだろうか。

 ICT総研が6月22日に発表した、2015年度のスマートデバイス市場動向調査結果によると、国内における2014年度のスマートデバイスの出荷台数は、過去最多の3,683万台を記録した。しかし、増加ペースは鈍化しており、前年度の3,679万台から4万台増えただけにとどまった。内訳を見ると、タブレット端末が前年比28%増の916万台と順調に拡大する一方で、スマートフォンが前年比7%減の2,767万台に。スマートフォンの出荷台数の減少が、スマートデバイス市場の拡大ペースを鈍化させていることが分かる。

 ただし、スマートデバイスの出荷台数は今後も確実に増加するとみられ、2018年度には2014年度比21%増の4,470万台になると、ICT総研は予想している。

 4月には、腕時計型端末のApple Watchが4月に発売され、大きな話題となった。腕時計型端末の市場は今後大きく成長していくことが期待されている。また国内では、料金の安いMVNOサービスなどが広く普及すれば、スマートデバイス市場に関してはまだ成長の余地がありそうだ。

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