MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

外資系企業が求める人材の資質「変化への適応力」
流出防止には明確なキャリアパスや高額報酬の提示

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015/07/19 14:00

 高額報酬が魅力の外資系企業。そんな魅力にあこがれて、海外での就職に前向きな求職者は多いようだ。

 外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、日本・シンガポール・マレーシア・香港・中国のアジア5カ国でアンケートを実施(有効回答2,553名)し、その結果を4月9日に発表した。その中で、日本人の海外での就業意識について紹介している。

 発表によると、日本国内の回答者のうち、88%が「機会があれば海外での就職を検討する」と回答した。「日本以外での就職は全く考えていない」は12%。そこで、海外での就職に前向きな意向を示した回答者88%に理由を二者択一で聞いたところ、「キャリアアップ」「活躍の場を広げるチャンス」など仕事面の理由を挙げた人が65%で、ライフスタイル(生活環境)面の理由を挙げた人が23%だった。

 調査対象者の年齢などが不明なため一概に言えないが、かなりの人が海外での就職を前向きに考えているようだ。

 そんな中、外資系企業が日本人管理職にどのようなスキルを期待しているのかを調査した結果もある。

 調査を実施したのはエンワールド・ジャパン株式会社。5月13日から22日にかけて、同社の外資系企業顧客183社を対象に調査を実施し、その結果を7月6日に発表した。

 外資系企業が日本人管理職に期待している資質を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「変化への適応力」の63%だった。以下は「課題解決のための創造力」(58%)、「責任感」(33%)、「詳細な気配り」(32%)、「語学力」(24%)、「会社への忠誠心」(22%)の順。変化スピードの速いビジネス界では変化への適応力が最も重要だが、激しい競争の中で発展させるため、みずから主体的に改革を進めていくうえで必要な創造力も重要視されているようだ。

 また、優秀な人材の流出を防ぐために講じている手段のうち、功を奏しているものについて複数回答で聞いた。最も多かったのは「明確なキャリアパスの提示」の66%で、以下は「高額な報酬の提示」(55%)、「強い企業ブランドの保持」(42%)、「グローバルトレーニングによる能力開発」(38%)、「高いポジションの提示」(36%)と続いた。

 外資系企業では求める資質やスキルも厳しいが、一方でそれに見合う人材の確保や流出防止には意外と苦労しているのかもしれない。

【関連記事】
若い男性、3人に1人が「給料日までもたない」 節約デート、男女ともに積極的
今どきの女子は貯蓄好き 20代で「500万円以上」が30.5%も
若手社会人、貯蓄が多いのは男子 1年目の平均額は49万9,343円
キャリア女性の貯蓄目標、2,000万円 現在の額に満足している人はわずか
起業を考えたことがない人、理由1位は「ノウハウがない」

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5