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国内のユニークな宿泊施設あれこれ
変なホテルや自然にこだわった宿など

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2015/08/02 14:00

 景気回復の実感もいまひとつ、加えて消費税のアップなど物価上昇では、旅よりも節約が優先。そんな結果となったのが、先ごろ観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査 平成26年・年間値(確定値)」だ。

 同調査によると、平成26(2014)年における日本人の国内旅行者数は、延べ5億9522万人と前年の6億3095万人から5.7%減。特に宿泊旅行の落ち込みは顕著で、3億2042万人から2億9734万人と7.2%減となった。当然、出かける人が減れば消費もしぼむ。こちらは国内旅行全体で、前年20兆1,871億円が18兆5,498億円と8.1%、宿泊旅行に限れば15兆4,101億円が14兆124億円と9.1%の大幅減となった。

 しかし国内にはサービスがユニークで、一度は泊まってみたくなる宿泊施設がある。

 その宿は九州のテーマパークに誕生した。「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル」は、今年7月17日にハウステンボス(長崎県佐世保市)の敷地内にオープンした先進技術がもてなしてくれるオフィシャルホテルだ。スタッフの大半はロボットで、顔認証システム採用で鍵もなし。さらに室内設備もフロントへの連絡も、全てがタブレット型端末操作となる。テーマパークで楽しんだ後は、ロボットたちによる近未来を思わせるサービスで1泊。貴重な体験となりそうだ。なお料金はシングルのスタンダードタイプで、1泊1万3,000円(1名1室、朝食つき、サービス料込、消費税別)より。

 ウェブサイトでは、のっけから「なんにもな~い」とうたっているのが、石川県珠洲(すず)市の「湯宿 さか本」。あるのは、竹やもみじの林といった豊かな緑と地元素材を使ったおいしい料理、そして基本的なサービスのみ。部屋にはテレビもエアコンもなし。朝は鶏の声が目覚ましがわりだそうだ。だが、とにかくのんびりとくつろげるらしい。この宿をベースに、ふらっと観光へ、またじっくり読書と、いつものデジタル感覚とは異なる時間を過ごせば、疲れ気味の心身にも元気が満ちてくるようだ。料金は2名1室の使用で、1人1泊2食つきで1万6,000円。ちなみに同宿、冬の1、2月は寒いのでお休みとなる。

 また長野県北安曇郡にある日本初のビオホテル「八寿恵荘(やすえそう/運営は相互・本社:東京都江東区)」も要チェックだ。ビオホテルとは、全ての面で環境に配慮した宿。建材や食事はもちろん、寝具、コスメティックなど、可能な限り自然素材を利用しているのが特徴だ。料金は1泊2食つきで1人1万3,000円(サービス料込、消費税別)からの同宿泊施設、その居心地の良さで人気は急上昇中だという。

 今年の旅行は、宿泊施設も検討材料にして行先を決めてみるのも面白そうだ。

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