MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

中国生まれの調味料「怪味」、ソースタイプや納豆にも登場し人気上昇中

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015/09/27 14:00

 発祥は中国・四川省、名前は「複雑な味」を意味する。それが、いま日本の食のシーンをにぎわす「怪味(かいみ)」なる混合調味料だ。複雑な味というだけに、怪味は甘味、酸味、塩味、苦味、旨味、さらに辛みなどがからみあっており、独特のおいしさが身上。一度口にすれば、さすがはあの満漢全席にも登場するだけのことはあると、誰もがファンになる味だ。日本でも以前から一部では支持されていたが、今年に入りウェブサイトのグルメ情報での紹介が増えたこともあって一般にも知れ渡り、人気も上昇中だ。

 5月には「怪味研究会(会長は料理研究家の青木敦子氏)」が誕生。会長を中心に企業研究員(キューピー、おやつカンパニーなど)と一般研究員らが、日本でのさらなる普及を目指して研究と情報発信に余念がない。商品化も進んでおり、弁当屋や総菜に続いて家庭向けのものも続々登場。日本人の舌に合わせて、本場の味を少々アレンジしたソースタイプもそのひとつだろう。

 ユウキ食品(本社:東京都調布市)の「怪味(ガイウェイ、かいみ)ソース」は、かつて同社が業務用に販売していた商品のリニューアル版だ。以前は本場の味を意識したものだったが、今回は香味野菜でコク、ゴマ油で香りを加え、クリーミー仕立てとなっている。価格は500グラムで税別600円。また、中村屋(本社:東京都新宿区)が8月より販売を開始した「本格四川  怪味ソース(450円・税別、180グラム)」は、6月に発売されたレトルトタイプに次ぐ第2弾で、よりマイルドな味わいに。中村屋特製の香辣油(シャンラーユ)が加えられるなど、同社ならではの工夫で絶妙な旨さのハーモニーが楽しめる一品だ。ユウキ食品、中村屋、どちらのソースも唐揚げなどにかけてみれば、新しいおいしさに目覚めそう。

 そして、9月に登場した「怪味たれ納豆極小粒ミニ3」は、納豆の味わいにマッチするように甘味と辛みを強めにし、中華スパイスの花椒(ホワジャオ)を加えたピリッと甘辛が特徴。ご飯にかける以外に、酒のつまみにもおすすめだ。商品を手がけたのはヤマダフーズ(本社:秋田県仙北郡)。価格は同社ウェブサイトの通信販売で、12パック(40グラム×3個1パック)入ったもので税込1,461円。深まる味覚の季節とともに、怪味の人気もますます盛り上がりそうだ。

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5