MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

「半年投資」と「月中アノマリー」を組み合わせてパワーアップ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015/10/07 08:00

 「半年効果アノマリー」と「月中アノマリー」の2つを組み合わせて、手間いらずでより高いパフォーマンスを追求することはできないか? 有望なラインを探ってみました。

半年投資を週ベースにしてパワーアップ!
43週に買って翌年18週に売る「半年投資改」

 毎年11月から翌年4月末頃まで株式相場が堅調となり、夏から秋にかけては相場が軟調になることが多い「半年効果アノマリー」は今年もかなり当てはまっているようです。一方、1ヶ月間の値動きに関して言えば、「毎月7日から13日頃に下落」する傾向があり、「毎月25日~月末に上昇」しやすいという「月中アノマリー」があります。

 そこで、月末に高いなら購入タイミングを前倒しにして2つのアノマリーを組み合わせ、より高いパフォーマンスを追求する余地がないか調べてみたところ、「第43週末(10月半ば)に日本株を購入して、翌年18週(4月末か5月第1週)売却する投資戦略」(半年投資の改良版)が有望ということが分かりました。

週ベースでアノマリーを探ってみたら

 図1は1995年から2015年9月までの毎年の応答週(1年のうち第何週目にあたるか)の週次のリターンの平均値を示したものです(クリックすると拡大します)。これを見ると第18週(4月最終週か5月第1週)までは相場が堅調なものの、第19週から崩れやすいことが分かります。その後5月は軟調で、6月後半はなぜか堅調なものの、その後は再び9月まで軟調となっています。ここで興味深いのが、第40週が9月最終週のときは大きく上げている一方、第40週が10月第1週になるときはパフォーマンスが悪いことです。10月は総じてパフォーマンスが悪い週が多いものの、第44週が10月の最終週となる場合は大きく上昇しています。その後は年末まで総じて堅調です。

※グラフをクリックすると拡大します

 ここで半年投資を前提に投資タイミングの微調整を考えた場合、筆頭候補は大きく下げている第43週(10月半ば)となります。というのは、大きく下げた週の金曜日に買えば安く仕込むことができるからです。同様に10月に大きく下げることになる第41週も注目されます。なお、「5月に売って…」という投資格言のアメリカ版は「ハロウィン(10月末)に相場に戻って来い」ですが、イギリス版では「9月半ばに相場に戻って来い」となっています。その意味で、9月半ばに当たる第38週と第39週も株式を買い始めるのに良いポイントとなっている可能性があります(図中緑の横線の区間に株式を保有し、その他の期間はキャッシュにしておくイメージです)。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5