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外食産業市場、2カ月連続で前年上回る
好調ファストフード&ファミレス、居酒屋は苦戦

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2015/10/10 18:00

 ファミリーレストランの市場規模が客単価の上昇で28カ月連続で増加。一方、居酒屋は客数・単価ともに減少するなど明暗が分かれた。

 一般社団法人日本フードサービス協会は9月25日、平成27年8月の「外食産業市場動向調査」の結果を発表した。発表によると全体の売り上げは前年同月比で3.2%増加し、2カ月連続で前年を上回った。客数は同1.0%減少したものの客単価が同4.2%上昇。多くの地域で猛暑に見舞われた上旬を中心に夏休み需要が堅調に推移し、全体的に好調だった。

 業態別にみると、ファストフードの売り上げは前年同月比4.1%増で好調だった。鶏肉問題などの影響が徐々に薄らいで夏休みのファミリー需要をとらえたほか、夏メニューが人気の麺類が好調に推移。ファミリーレストランも客単価の上昇により同3.6%増と好調で、28カ月連続で前年を上回った。一方、居酒屋は客数や客単価が前年より減少したほか、店舗削減の影響もあり同9.5%減となった。

 ファストフードで注目されているジャンルに、フローズンヨーグルトがある。富士経済が9月25日に発表した調査結果によると、2015年のフローズンヨーグルト市場の規模は前年比3.7%増の28億円と予想されている。フローズンヨーグルトはアイスクリームのバリエーションとして位置づけられているが、海外での人気を受けてフローズンヨーグルト専門店が日本にも上陸し、チェーン展開が図られたことで本格的に市場が形成された。中でもイタリア発祥の「ヨゴリーノ」は「低脂肪・低カロリーのヘルシーなジェラート」をコンセプトに新規出店を進めており、フローズンヨーグルト市場をけん引している。

 外食産業は天候に左右されやすいものの、客単価が相対的に上昇したことで8月の市場規模は前年を上回った。元気な業態もあるだけに、今後も拡大が期待できそうだ。

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