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コミュニケーションロボット
今のところは話題が先行、購入意向は14.7%

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2015/10/31 14:00

 少子高齢化社会の到来で活躍が期待されているコミュニケーションロボット。さまざまなロボットが登場しているが、まだ話題が先行しているようだ。

 MM総研は10月20日、コミュニケーションロボットに関する調査結果を発表した。コミュニケーションロボットとは、日常生活のなかで人間の話し相手になったり情報提供をしたりするロボットのことで、工場などで特定の動作を繰り返す産業用ロボットは含んでいない。

 コミュニケーションロボットについては「概ね理解している」が18.0%、「言葉を見たり聞いたりした程度」が50.4%となり、その認知度は68.4%となった。続いて、具体的な製品の認知度を調べたところ、最も認知度が高かったコミュニケーションロボットは、ソフトバンクロボティクスが企画・開発を行っている「Pepper」(ペッパー)の41.0%。以下、ロボガレージが企画・開発した「Robi」(ロビ)の16.2%、タカラトミーの「Robi jr.」(ロビジュニア)の7.2%となった。

感情認識パーソナルロボット「Pepper」
感情認識パーソナルロボット「Pepper」

 「Pepper」は、表情と声からその人の感情を察する「感情認識機能」が備わっており、生きているかのように自ら行動する。新しいロボアプリをアプリストアからダウンロードすると、Pepperができることのバリエーションを増やすこともできる。本体価格は19万8,000円(税抜)。クラウドを利用したPepperとの会話やアプリストアを利用したロボアプリのダウンロードには、「Pepper 基本プラン」(税抜1万4,800円×36カ月)への加入が必要になる。

 ロボガレージの「Robi」は、歩く・言葉を理解し話す・歌って踊るなど、人間らしいしぐさや動きを表現するコミュニケーションロボット。デアゴスティーニ・ジャパンのマガジン付属の組み立てキットとして販売されており、自分の手で組み立てることができるのも魅力の1つだ。現在、「週刊 ロビ 第3版」(70号で完結)が刊行中で、創刊号が799円、通常価格が2,047円(号により価格が異なる 価格は税込)。

 手軽に楽しむには、首や手足が動いてしぐさがかわいいタカラトミーの「Robi jr.」がおすすめ。話せるフレーズは約1000通りもあり、時計やカレンダー機能があるため、1日のあいさつは季節や時間にあわせて変わる。価格は1万5,000円(税抜)。

 MM総研によると、コミュニケーションロボットを「1年以内に購入したい」と回答した人は1.6%で、「1年以上先になるが、購入を検討したい」は13.1%で、これらを合わせると14.7%だった。介護現場などでの活躍が期待されているものの、今のところは話題が先行。さらなる普及には具体的な利用イメージの提案などによって、消費者の購入意欲を刺激する必要がありそうだ。

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