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外食産業市場、3カ月連続で前年より増加
外食が増えた女性は30.5%で男性を上回る

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2015/11/07 14:00

 日本フードサービス協会は10月26日、9月の外食産業市場動向調査の結果を発表した。9月は低気温や豪雨などで前半の外食需要は振るわなかったものの、下旬は5連休のシルバーウィークが好天に恵まれ需要が好調に推移。外食産業市場全体の売上は前年1.6%増となり、3カ月連続で前年を上回った。

 業態別ではファミリーレストランが好調で、前年比4.0%増となり29カ月連続して前年を上回った。ファストフードは「和風」が新メニューやクーポンが奏功し同6.4%増で推移したものの、「洋風」は同2.6%減となり、全体で同0.3%増の微増にとどまった。また、ディナーレストランは繁華街立地の大型の店などが好調で同8.2%増に、パブ・ビアホールや喫茶も前年を上回った。ただ、居酒屋は店舗削減と客数減の影響でマイナスが続いている。

 業態によって差はあるものの、概ね好調といえそうだ。一方で、消費者を対象に実施した調査でも、外食をする機会が増えていることが明らかになった。

 株式会社ネオマーケティングが9月30日に発表した「外食に関する調査」(調査期間は9月2日~3日 調査対象は1カ月に1回以上外食をする全国の20歳~59歳の男女400名)の結果によると、26.8%の人が1年前より外食の頻度が「増えた」(「とても増えた」7.0% 「やや増えた」19.8%)と回答した。「変化はない」は56.5%で「減った」は16.8%。特に、女性は30.5%が「増えた」と回答し、男性の23.0%を上回った。

 また飲食店のメニューに記載されていると惹かれる言葉を複数回答で聞いたところ、女性は「オススメ」が47.5%で最も多く、以下は「旬」(46.5%)、「限定」(41.0%)などが多かった。一方、男性は「お得」が33.0%で最も多く、以下は「旬」(30.5%)、「オススメ」(30.0%)と続いた。女性はメニューの内容を重視しているのに対し、男性は「お得」感に敏感になっているようだ。

 外食の機会が増えている女性が外食産業に与える影響を考えると、女性に好まれるメニューを提供し続けられるどうかが、業績アップのカギなのかもしれない。

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