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「タマネギ」にまつわる新たな動き
涙が出ない新商品やゲーム機、皮むきの新記録など

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2015/11/15 14:00

 料理での利用頻度は高く、生はもちろん誰もが好物のカレーやハンバーグにと、とにかくよく使われる「タマネギ」。そんなタマネギに関して、最近気になる話題が相次いでいる。先ごろハウス食品グループ本社(東京本社:東京都千代田区、大阪本社:大阪府東大阪市)が発売した「スマイルボール」は涙を誘発する辛み成分が少ないため、調理の際に切っても涙とは無縁だ。またタマネギ特有の臭みも気にならない程度。そして辛み成分が少ないために、従来のような切った後に水にさらすなどの手間も不要で、生で食べてもタマネギ本来の甘味が楽しめる。今のところ、販売はインターネット通販と東京の一部百貨店のみ。価格は2個(約400グラム)で450円(税別)となっている。

切っても涙が出ない、辛みのない新しいタマネギ「スマイルボール」
切っても涙が出ない、辛みのない新しいタマネギ「スマイルボール」

 一方、従来のタマネギを栽培する国内生産地では、認知度のアップでさらなる購入促進をと、ユニークな試みが展開されている。兵庫県は日本で3番目のタマネギ収穫量を誇り、そのほとんどが淡路島産だ。現在「淡路産たまねぎ10万トン復活大作戦」や「おっタマげ! 淡路島」といったキャンペーンを実施中。そんな同島にある「うずの丘大鳴門記念館(南あわじ市)」に、お目見えしたのがクレーンゲーム「たまねぎキャッチャー」。1回100円でゲーム機内のタマネギをつかめば、1個につき特産の「潮風たまねぎ1.5キログラム」と交換となる。なお淡路島のタマネギの特徴は、やわらかく甘味が強いこと。例えば「成井さんちの完熟たまねぎ(1,050円・税別、3キログラム/淡路島オニオンクラブ・洲本市)」にいたっては、メロンに匹敵する糖度があるという。

 大阪府では記録に挑戦だ。大阪府とJAグループが認定した「なにわ特産品」のひとつに、府の南西部で栽培される泉州たまねぎがある。水分多めで甘みも申し分なく、生食には最適だそうだ。そしてこの泉州こそ、実は日本のタマネギ栽培の発祥地。しかし輸入物の増加他の影響もあり、近年農業もタマネギも元気がない。そこで今秋実施されたのが、泉州たまねぎを使って「ギネス世界記録をつくろう」なる催しだ。記録名は「Most onions peeled and sliced in one minute(1分間に最も多く皮をむいてスライスしたタマネギの量)」。ただし今回が初となるので、ギネスはクリアしなければならない記録基準(標準記録)として、世界記録にふさわしい「500グラム」を設定。結果は615グラムで、みごと世界新記録樹立となった。

 何気なく購入しているタマネギだが、あらためて産地や種類にこだわって選んでみるのもよさそうだ。

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