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株高で個人金融資産が1,700兆円を超え過去最高に
冬の賞与で投資を増やす個人投資家42.9%

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2015/11/28 18:00

 ニッセイ基礎研究所が6月29日に発表したレポートによると、2015年3月末の個人金融資産残高は、前年比85兆円(5.2%)増の1,708兆円となり過去最高を更新した。年度での残高増加は6年連続となる。

 個人金融資産が増加した背景には円安・株高の影響があり、株式・出資金が38兆円増、投資信託が9兆円増となるなど大きく押し上げた。アベノミクスによる株高が個人金融資産増加に大きく寄与したようだ。

 一方、株高で個人金融資産を増やした個人投資家は、投資に積極的であることもマネックス証券株式会社が11月17日に発表した「MONEX 個人投資家サーベイ 2015年11月調査」で明らかになった。調査対象は同社に口座を保有する個人投資家956名で、調査期間は11月6日~9日。

 まず、冬の賞与の使いみちについて複数回答で聞いたところ、回答数の多い順に「預貯金」(238)、「資産運用・投資」(217)、「生活費」(162)となり、賞与を消費よりも貯蓄や投資に回したいと考えている個人投資家が多かった。そこで、賞与を「資産運用・投資」に使おうと考えている回答者に具体的な投資商品を複数回答で聞いたところ、「日本株」の回答数が163で最も多かった。以下、「投資信託」(79)、「国内ETF」(47)、「米国株」(39)などと続いた。

 また、今年の冬の賞与のうち「資産運用・投資」に使う割合を昨年の冬の賞与と比較してどの程度にするかを聞いたところ、「投資に使う割合を増やす」と回答した個人投資家が42.9%で最も多く、「投資に使う割合を減らす」の2.8%を大きく上回った。「変わらない」は37.3%で、「まだわからない」は17.1%。個人投資家が投資に積極的な姿勢を強めている様子が分かる。

 8月以降世界的に広がった株安が落ち着きつつあり、株式市場を取り巻く投資マインドは改善しつつあるようだ。

 
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