MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

移動中に着る「安眠用パーカー」
機能的でおしゃれな商品が続々登場

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2016/01/31 12:00

 その“1枚”は、もちろんタウンウェアとしても使えるが、ありがたさがわかるのは移動中の交通機関となるはずだ。窮屈な飛行機や列車の座席を快眠スペースに変えてくれる、フードつきのスエットシャツである「パーカー」が話題となっている。

 航空機内での安眠を目的とした「バートン スリーパーフーディー(1万5,120円・税込)」は、JALUX(本社:東京都品川区)とスノーボードブランドであるアメリカのバートンとのコラボレーション商品。もともとは、世界を転戦するプロの競技者たちの移動中の快適な眠りをサポートするために開発されただけあり、随所に見られる細やかな心配りは実に見事だ。

 例えば、首部分には着脱可能な膨張式ネックピローを内蔵。またフード部分には、光を遮断するライトシェードが装備されている。眠る際には、ピローに空気を吹き込み、フードをかぶりライトシェードをおろせば、利用者はたちどころに夢のなかだ。他にも、収納を考えてポケットは多め。また使わない時も、コンパクトに折りたためるように、薄手ながら高い耐久性を持つ素材使用といたれりつくせり。これがあれば、どこででも“高枕”で眠れそうだ。

 一方、アメリカと日本で相次いで新作パーカーも登場した。どちらもクラウドファンディングでの資金調達を経て、商品化となった。

 まずはアメリカのアイデア。名称にギリシャ神話の眠りの神を配した「HYPNOS(ヒュプノス)」は、フードにエアバッグが内蔵されており、眠る前にひと吹きと空気を入れれば、フード全体が枕となる仕組みだ。頭をすっぽりと覆う設計は、人間工学に基づいており、使い心地は、かなり快適だという。

 目が覚めたらエアバッグの空気を抜く。この作業も手で押さえれば、意外と短時間かつスムーズに完了となる。エアバッグ内蔵のため、通常のパーカーに比べて若干フード部分が大きめとなるが、シルエットも十分研究されており、特に違和感はなく逆になかなかしゃれている。ちなみに市販価格は89ドル(約1万590円)など、複数のタイプが販売される予定。

 日本から生まれた商品の名称は、ストレートに「眠るパーカー」。スペース(埼玉県羽生市)が企画・開発し、快適枕を持ち歩くがコンセプトの一品だ。そのため丸めると着用はできないが、寝心地抜群の旅行用枕になり、またフードにあるポケットにタオルなどを差し込めば、着たままで利用できる枕つきパーカーにも変身する。

 枕単体として、また着用しながらと、眠りのために2つのアプローチが用意されている。デザインもフロントがボタンと、どこかかわいらしさも漂う1着だ。価格は1着が1万9,440円(税込)。

 どちらかといえば若者向け衣料だったパーカーも新たな着用シーンが生まれて、これまで以上に幅広い層から注目が集まりそうだ。

【関連記事】
染め方や素材に工夫を凝らした「ポケットチーフ」 個性派商品が続々
通信販売、「ネット」と「テレビ」が人気 ECアプリは「商品の探しやすさ」がポイント
PB商品、柔軟な店舗作り…HC大手各社が堅調 商圏の顧客ニーズを汲み取る戦略が功を奏す
「リンゴ」を使った新商品やサービスあれこれ、 歯の診断サービスやワイン、洗顔石けんなど
免税店での中国人の購買、2年間で売り上げが倍に 人気の商品は化粧品や目薬、のど用薬など

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5