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「ぬか」を活用した食にあらためて注目集まる
新レシピや簡単ぬか漬けキット、焼き菓子など

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2016/03/06 14:00

 美味なるお米の話題には事欠かない今日この頃だが、いま精米時に出る「ぬか」が、注目されている。

 近年、さまざまな銘柄が市場に出回るお米。この伝統ある日本の主食たちによるおいしさの競演の影響もあってか、精米時に生まれるお米の外皮と胚芽で、昔から健康の源と親しまれてきた「ぬか」に注目が集まっている。

 初のイベントも大盛況のうちに幕を閉じた。昨年11月に、福岡県北九州市で開催されたのが「日本ヌカ・オブ・ザ・イヤー 2015(主催:北九州市)」。舞台となった北九州市には、江戸の世から伝わる食文化として、イワシやサバをぬか床で炊いたり、煮込む「ぬか炊き」なる郷土料理があり、同イベントは地味ながら栄養素たっぷりのぬかに新たな可能性をと実施されたレシピコンテストだった。部門はぬかの加工品を使ったぬか料理部門と、ぬか炊き料理部門の2つで、両部門とも参加したプロ・アマ考案の独創、かつ個性的、そしてもちろん味自慢の一品が数多く寄せられた。現在、料理レシピのウェブサイトである「クックパッド(運営はクックパッド/東京都渋谷区)」には、受賞作やノミネート作品が掲載されている。今日の我が家の献立のヒントにと興味がわいたら、一度ウェブサイト内にある「日本ヌカオブザイヤーのキッチン」を閲覧してみてはいかがだろう。

 手軽にぬか漬けができると人気なのが、「かんたん ぬか美人(1,200円・税込、160グラム1袋)」。ぬか床を乾燥・粉末化した同商品、作り方は容器に粉末と水、カットした野菜を入れて軽くもむだけ。後は待つだけだ。常温で90分もすれば、本格的なぬか漬けの完成となる。使いきりタイプではあるが、家庭でも手間ひまかけずに旨いぬか漬けが味わえると、今年1月に販売を開始するやいなや即完売の人気ぶり。商品の生産には、粉末化の前にぬか床をじっくりと時間をかけて熟成させる必要があるため、いま注文しても商品発送は7月となる模様だ。商品を企画・開発したのはブルックス(本社:神奈川県横浜市)。

 また、ご当地スイーツとなった「ぬか」もある。タガの柵(たがのき/宮城県多賀城市)が、昨春から運営するカフェでの販売を始めた「阿久玉餅(あくたまもち)」は、同地で栽培され酒の原料となる古代米から出るぬかの有効な活用法として考案されたもの。つぶあん入りの焼き菓子で、外はパリッと中身はもっちりとした食感が楽しめる。美味でしかもヘルシーと、お茶やコーヒーとのセットメニュー(阿久玉御膳・600円)は、なかなかの評判だという。ちなみに商品名の阿久玉とは、多賀城市に残る伝説のお姫様の名前だそうだ。

 今年はあらためて「ぬか」を活用した食を堪能してみるのもよさそうだ。

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