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個性派「マットレス」が続々
横向きに寝る人用や女性向け、医療・介護向けなど

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2016/04/10 14:00

 最近、個性的な「マットレス」が続々と登場している。いずれも共通するのは、使う人のことを第一に考えて独自の機能を盛り込んでいる点だ。

 寝る姿勢は大きく「あおむけ」「うつぶせ」「横向き」に大別される。だが横向きに眠るのはクセだけではなく、腰痛などで横向き姿勢を余儀なくされる人も多い。ところが既存のマットレスでの横向き姿勢は、肩が圧迫されることで背骨や腰にも過度な力が加わり、安眠とはいい難い状況となる。そこで登場するのが、横向きに寝る人専用のマットレス「STOM(ストーム)」だ。人が眠る位置の両サイドに縦方向のくぼみを設け、眠る際はこのくぼみに肩を入れる。これで肩、背骨、腰への負荷は適度に分散され、安眠に欠かせない動き、寝返りもスムーズとなる。また高反発で抜群の通気性を誇る素材と、高級わたの三層構造が演出するのは、まるで全身が包み込まれるような快適な寝心地だ。価格は8万8,560円(税込、シングルサイズ)。企画・販売はquestrader(クエストレイダー/本社:三重県桑名市)。

 業界初となるフランスベッド(本社:東京都新宿区)の女性向けマットレス「Cloudia(クラウディア)」は、筋力の違いに着目して開発された。女性がマットレスを選ぶ際に重要視するのは、体にフィットするやわらかさ。だがこれまでのやわらかいマットレスでは体が沈み込み過ぎて、筋力の弱い女性は寝返りが打ちにくい。そこで同商品は、やわらかく反発弾性のある素材と新開発のスプリングの組み合わせを採用。これにより、やわらかさを維持しつつ寝返りも容易にした。さらに表生地の繊維は、女性用の下着にも使われるもので、しっとりとしたやさしい肌触りは、体を横たえる人をたちどころに夢の世界へと誘う。価格はシングルサイズ10万8,000円(税込)より。

 医療・介護施設での活用を目的に、先ごろパラマウントベッド(本社:東京都江東区)が発表したのが「ストレッチングライドRタイプ(オープン価格)」。この商品、平時は独自の四層構造が体圧を分散する床ずれ防止用マットレスだが、災害など万一の際は、四隅にあるハンドルをつかみ、歩行困難者や寝たきりの方を、寝たままの体勢で床をすべらせて搬送する“担架”に早変わりする。マットレスの高い衝撃緩和力で、階段など段差のある移動も問題なしだそうだ。

 暁知らずの眠い季節の春。マットレスを含めて、あらためて安眠について考えてみるのもよさそうだ。

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