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ユニークな「ビニール傘」が続々
着せ替えやペアアンブレラ、富士山モチーフなど

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2016/07/03 08:00

 雨が降れば、いまや誰もが手にする「ビニール傘」。特徴は、手ごろな価格や透明ゆえに視界も良好など使いやすい反面、どれも見た目は同じといった点だろうか。ところが最近、ビニール傘にも変化の兆しがある。それがデザインなどのビジュアル面へのこだわりだ。反響も、センスの良さで愛着度がアップし、また個性的な外見のお陰で差別化ができ、取り違え防止にもひと役と上々。ついには、ビニール傘は“使い捨て、代用”なるこれまでのイメージさえも変えようとしている。

 私だけの1本をと、今年6月に登場したのが「fururi(ふるり)」。同商品は、イオン(本社:千葉県千葉市)のプライベートブランド「トップバリュ」に新たに加わった着せ替えができるビニール傘だ。ベースは、傘骨とビニール生地が無地のセット(950円・税込)の6種と、傘骨とプリント柄8種のセット(1,598円・税込)。このベースのビニール生地を、別売りで8種(各734円・税込)用意されている張り替え生地から好みを選び交換すれば、雨の日が待ち遠しくなるオリジナル傘の完成だ。また傘骨は強風時の使用や耐久面を考え、柔軟性と強度を併せ持つ樹脂製を採用。末永く使えることも特徴となっている。

 親子や兄弟・姉妹、恋人など、さまざまなペアがおそろいのデザインで楽しむ傘、それが「ペアアンブレラ」だ。洋服にペアルックがあるなら傘でもと、ギークルジャパン(本社:東京都渋谷区)が開発したこちらの1本、現在デザインは2種類。フランス国旗の色である赤、青、白の「パリ」と、スウェーデンの国旗に用いられる青&黄色の「ストックホルム」で、それぞれに大人用(2,480円・税込)と子ども用(2,160円・税込)がある。加えて形も独特。同商品は、海外ではバードゲージと称され人気のある深張り(ドーム型)仕様だ。したがって肩もぬれにくいと実用面でも申し分ない。

 中川政七商店(本社:奈良県奈良市)の「富士傘(ふじさん)」は、ラッキーアイテムとなってくれそうな1本かもしれない。デザイン・モチーフは、頂に雪をかぶった世界文化遺産でもある富士山。富士山は昔から霊峰と崇められているだけあり、これだけでもありがたい感じがいっぱいだが、さらにもうひとつ。傘に配された細かなパターンは、厄よけの意味合いを持つうろこ文様で、しかも細かいパターンの1つ1つを構成するのは小さな富士山と、まさに雨の日の“さすお守り”だ。持ち手部分には、どこに置いても目立つ日の丸イメージの真っ赤な名札もつく同商品、価格は1,620円(税込)。

 いま雨の日のしゃれたファッションアイテムの道を、足早に歩みつつあるビニール傘。デザイン性が高くなると費用も高めになりがちだが、願わくば従来のリーズナブルさは、失わずにいてもらいたいものだ。

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