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夏休みの海外旅行人数、前年比7.4%増
一方、2015年度の旅行者28人に1人が事故を経験

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2016/07/16 18:00

 夏に海外旅行へ行く人は昨年より増えている。海外旅行の事故発生率は3.6%との報告もあり、リスクへの備えもしておきたい。

 JTBは7月1日、2016年夏休みの旅行動向調査の結果を発表した。調査は7月15日から8月31日の間に1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通しをまとめたもので、旅行アンケートに回答した1,200名の動向やJTBグループの販売状況、航空会社の予約状況などから推計した。

 発表によると、2016年の夏休みの総旅行人数は、前年比0.7%減の7,745万人と推計された。国内旅行人数が同1.0%減の7,485万人に減少する一方、海外旅行人数は同7.4%増の260万人に増加する見込み。このところの円高で海外旅行の魅力が増しているほか、燃油サーチャージが4月から0円になり、海外旅行に行きやすい状況になっている。

 一方、海外旅行を計画するうえで気になるのは、旅先でのトラブルだ。ジェイアイ傷害火災保険が7月6日に発表した「2015年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況」によると、海外旅行保険契約者の事故発生率は3.6%で、28人に1人が何らかのトラブルに遭遇していた。

 補償項目別にみると、ケガや疾病による治療費用や医療搬送費用、入院した際に現地に駆けつける家族の渡航費用などを補償する「治療・救援費用」が49.0%で最も多かった。以下は、手荷物の盗難や破損を補償する「携行品損害」の32.5%で、航空機の遅延や欠航など偶然の事故による損害を補償する「旅行事故緊急費用」が13.9%で続いた。これら3つの項目の順位は、同社が2006年に「旅行事故緊急費用」タイプを発売して以来変動していない。

 2015年の特徴を見ると、パリのテロ事件による影響で、旅行取消料等を補償する「旅行キャンセル費用」の支払いが増加した。また、高額医療費用事故のうちシニア層(65歳以上)によるものが半数弱を占め、高額医療費用事故発生率も65歳未満の約4倍に達した。主な原因は転倒による骨折、脳疾患、心疾患、肺炎などとなっている。

 海外では医療費が想像以上に高額になるケースもあるため、保険に加入しておくと安心できる。海外旅行保険を検討する場合には、保険金の支払い事例を参考にするとよりイメージがわきそうだ。

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