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訪日外国人の消費、日本製品に高い満足度
再購買率が7割を超える製品も多数

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2016/08/20 14:00

 訪日外国人数が増加傾向にある中、日本製品に対する満足度は高く、リピーターになる人も多いようだ。

 日本政府観光局が7月20日に発表した資料によると、1月から6月に日本を訪れた外国人旅行者の数は、前年同期比28.2%増の1,171万4,000人となり、初めて半年で1,000万人を超え、過去最高となった。

 そんな中、外国人旅行者の日本製品や接客に対する満足度は総じて高いようだ。みずほ情報総研は8月3日、訪日外国人の購買行動と帰国後の再購買意向に関する調査結果を発表した。調査対象は過去1年以内に観光目的で東京を訪問して買い物をした中国人、タイ人、台湾人観光客600人と、東京で買い物をした訪日旅行中の中国人、タイ人、台湾人観光客300人で、調査時期は3月。

 調査では、訪日中に購入した店舗や商品の満足度を5段階で尋ね、最高点を5点(非常に満足5点、やや満足4点、どちらともいえない3点、あまり満足しない2点、全く満足しない1点)に換算して計算したところ、「商品の品質の高さ」が4.25ポイント、「商品の価格の安さ」と「店員の接客態度」が4.13ポイントに達した。項目の中で最も満足度のポイントが低かったのは「店員の語学力」の3.86ポイントだった。

 また、訪日後の購買動向を調べたところ、訪日中に最も購買率が高かった「菓子類」は71.3%の人が帰国後も再び購入していた。このほかでは、「トイレタリー・その他日用品」が71.9%、「化粧品・香水」が71.1%、「マンガ・アニメ・キャラクター関連商品」が71.0%、「医薬品・サプリメント」が70.2%など、多くの人が日本製品のリピーターになっていた。商品の入手経路は商品によって異なるが、「現地店舗」が約4割から5割、EC(オンラインショップ)が約2割、「その後日本に旅行に行った友人・親族に買ってきてもらった」が約1割など。

 一方、政府は「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金」を交付し、増加する訪日外国人の受け入れ環境の整備にあたっている。対象は、宿泊施設の稼働率向上や訪日外国人の宿泊者数向上を図る「宿泊施設インバウンド対応支援事業」と、訪日外国人が入国から目的地までの移動を円滑にするための「交通サービスインバウンド対応支援事業」、訪日外国人が日本各地で安心して滞在や交流、買い物ができる環境を整備する「地方での消費拡大に向けたインバウンド対応支援事業」。補助金の額は事業内容によって異なる。

 訪日外国人の日本製品への満足度は高く、帰国後も多くの人がリピーターになっている様子がうかがえる。訪日外国人の受け入れ態勢の整備とともに、今後はリピーターのニーズに応える環境作りも重要になっていきそうだ。

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