MONEYzine(マネージン)

一覧から探す

パチンコホールの減少が続く
店舗の大型化が進む中、関連機器市場は縮小傾向

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2017/10/07 22:00

 パチンコ店の大型化が進む中、小規模店を中心に店舗数が減少している。その影響を受け、関連市場も縮小傾向が続いている。

 警察庁生活安全局保安課が3月に公表した風俗環境の状況によると、平成28年末のパチンコホールの許可件数は1万986件で減少を続けている。平成24年末の許可件数は1万2,149件で、平成27年末は1万1,310件だった。

 平成28年末のパチンコ遊技機等の備付台数は前年末比1.2%減の452万5,253台で減少傾向が続く一方、1店舗当たりの備付台数は411.9台で前年末の405.0台を上回り、平成24年末の378.0台から増加傾向が続いている。

 また、平成28年末のパチンコ遊技機等備付台数別の営業所数の推移をみると、「100台以下の店舗」が247件で平成24年末の340件から減少、「101台~300台の店舗」が3,880件で同4,853件から減少、「301台~500台の店舗」は3,987件で同4,411台から減少した。一方、「501台~1,000代の店舗」は2,585件で同2,355件から増加、「1,001台以上の店舗」が287件で同190件から増加した。パチンコホールが減少する中、店舗の大型化が進んでいるようだ。

 そんな中、矢野経済研究所は各メーカーを対象に、パチンコ関連機器市場に関する調査を実施し、その結果を9月22日に発表した。調査時期は4月から8月。調査におけるパチンコ関連機器市場はパチンコ機市場、パチスロ機市場、周辺設備機器市場の総称で、周辺設備機器市場にはホールコンピューター、玉補給機器などのホール内の設備機器が含まれる。

 調査結果によると、2016年度のパチンコ関連機器の市場規模は、メーカー売上金額ベースで1兆14億円で、前年度比で88.5%に縮小した。市場を細かくみると、パチンコ機市場が同5,245億円で前年度比で85.6%に縮小、パチスロ機市場は同3,576億円で前年度比で96.7%に縮小、周辺設備機器市場は同1,192億円で前年度比で80.3%に縮小した。ホールの業績悪化で遊技機への投資意欲が低下しているほか、新規出店軒数の減少の影響を強く受けていると同社は指摘している。

 来年の2月にはギャンブル依存症対策の一環として、遊技機の仕様を規定する遊技機規則の改正が予定されており、パチンコの出玉が現行の3分の2程度に減るほか、大当たりの上限も引き下げられる。この水準はパチスロなども同様で、標準的な4時間の遊戯時間における客の儲けは5万円を下回ることになる。

 法改正によって、顧客のパチンコ・パチスロ離れが進めば、2017年度以降の関連市場も厳しい状況が続きそうだ。

【関連記事】
パチンコや麻雀などを楽しむ、娯楽型介護保険施設 老人福祉事業者の倒産増加傾向の中、意見わかれる
人気のパチスロも前年割れ、パチンコ関連機器市場が前年度比6.0%減
厳しいパチンコホール経営、新規出店が減少 集客のカギは店舗の大型化とパチスロの導入か
パチンコ業界、新たな市場は韓国人観光客 九州までパチンコ目的に訪れる人も多数
冬の時代が続くパチンコ業界 低貸メダルは成長のカギとなるか

【FXランキング】 FXランキング 最新FXランキング スワップFXランキング 手数料FXランキング 口座数FXランキング 会社
【FXを徹底比較】 FX比較 取引コストFX比較 手数料FX比較 通貨ペアFX比較 発注機能FX比較 サービスFX比較 安全

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

株式

もっと見る

FX

もっと見る

経済・社会

もっと見る

マンガ

もっと見る

国際ニュース

もっと見る


All contents copyright © 2007-2017 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5