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レンタカー業、総収入高が過去10年で最高に
利用シーンは「旅行先」が60.4%でトップ

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2017/10/14 14:00

 所有からシェアへ意識が変化する中、レンタカー業界に追い風が吹いている。観光地を中心に堅調で、総収入高は過去10年で最高になった。

 帝国データバンクは9月28日、レンタカー業者の経営実態調査の結果を発表した。調査は同社の企業概要データベースにおいて、9月時点でレンタカー業を主業とする企業273社を抽出して分析したもの。

 レンタカー業を主業とする273社の2016年度の総収入高は、前年度比9.6%増の1兆648億1,300万円に増加し、過去10年で最高となった。総収入高が前年を上回るのは7年連続で、10年前の2007年度の総収入高の8,490億8,800万円から約25%増加した。

 2016年度の収入高の動向をみると、59.7%が「増収」で、「減収」が20.5%、「横ばい」が19.8%だった。全国的に外国人旅行者が増加する中で需要が増えたほか、東北や北陸では新幹線の開通効果が、九州では「九州ふっこう割」の導入でそれぞれ行楽需要が増加して増収企業が増えた。減収となった企業では、地方出張の減少による法人客需要の減少や、利用者の小型車需要増加による客単価の下落などが影響したと同社は指摘している。

 一方、マイボイスコム株式会社は、同社のアンケートモニターを対象にレンタカーに関するインターネット調査を4月に実施し、1万982名から有効回答を得た。調査対象者の自動車保有率は74.9%。

 国内でのレンタカーの利用状況を調べると、利用経験があるのは全体の5割強で、自動車所有者が6割弱、非所有者が4割強だった。利用頻度については「年に数回程度」が8.2%、「数年に1回程度」が15.8%、「それ以下」が28.1%となった。レンタカー利用経験者に直近で利用した時期を聞くと、「10年よりも前」が28.8%で最も多く、「5年~10年以内」が15.3%、「3年~5年以内」が12.7%、「1年~3年以内」が15.9%、「半年~1年以内」が13.3%、「半年以内」が13.1%だった。

 そこで、直近5年以内に国内でレンタカーを利用した人に利用場面を複数選択で聞くと、「国内旅行での旅行先での利用」が60.4%で最も多く、「日帰りレジャーでの目的地までの移動」(12.3%)、「国内旅行での出発地からの利用」(10.2%)、「引越し」(7.7%)、「大人数での外出」(7.0%)、「ドライブ」(6.9%)、「買い物」(5.3%)などが続いた。

 近年のレンタカー業界をみると、若者を中心に保有からシェアへ意識が変化しているほか、外国人旅行者の増加で追い風が吹いている。国内での利用シーンは旅行先での利用が多く、観光地を中心に売り上げが伸びているようだ。

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