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為替関連倒産とFX未収金、2017年は低水準
当面は北朝鮮情勢が為替市場のポイントか

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2017/10/21 22:00

 昨年に比べて今年の為替相場は安定していることから、為替関連倒産やFX未収金の発生も少ないようだ。

 北朝鮮情勢の緊迫化に伴い、9月8日の外国為替市場では一時1ドル=107円台になり、10カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。その後は、アメリカと北朝鮮の軍事衝突の危機が当面回避されるとの見方から円安になり、9月末には1ドル=113円台まで円安が進んだ。

 こうした中、東京商工リサーチが10月10日に発表した「為替関連倒産(9月・年度上半期)」によると、9月に発生した「円安関連倒産」は3件(前年同月5件)、「円高関連倒産」は2カ月連続で0件(同0件)だった。北朝鮮情勢を巡って為替市場は一時大きく変動したものの、その後の為替が安定したことで、為替関連倒産は低水準で推移したようだ。

 また、1月から9月までに発生した為替関連倒産は25件で、前年同期の83件を大きく下回った。内訳は円安関連倒産が18件で同78件を大きく下回った一方で、円高関連倒産は7件で同5件をやや上回った。

 一方、一般社団法人金融先物取引業協会が公表している「ロスカット等未収金発生口座数(月次・速報)」によると、今年の1月から8月までに発生したロスカット等未収金発生状況は、個人が5件で未収金が6万7,000円、法人が26件で未収金が542万5,000円発生した。

 詳細をみると、個人で発生したのは5月の5件のみ、法人で発生したのは1月の10件と4月の16件の26件だった。フランスで大統領選挙の結果をめぐって、4月に1ドル=108円台まで円高が進み、短期間でドル・円相場が5円ほど変動したことが影響したと思われる。9月分のロスカット等未収金発生状況はまだ発表されていないが、9月も短期間でドル・円相場が5円以上変動しているだけに、その動向が気になるところだ。

 北朝鮮をめぐる情勢に伴う危機は完全に払しょくされたわけではない。引き続き今後の為替市場への影響を注目していく必要がありそうだ。

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