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自転車シェアリング、都内での利用率は5.1%
普及のカギはポート増設と料金の値下げか

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2017/11/11 22:00

 日本でも自転車シェアリングが広がりつつある。ただ認知はされているものの、利用者は少数にとどまっているようだ。

 自転車シェアリングは時間単位で自転車を借りられるサービスで、一定のエリア内に配置された拠点で自由に貸出と返却ができる。世界の大都市では自転車シェアリングが広く活用されており、中でも中国の普及の勢いは著しい。そんな自転車シェアリングサービスが、日本でも普及に向けた動きが見られる。

 株式会社マクロミルは10月6日から12日にかけて、東京都在住の20代から50代の1万名を対象に、自転車シェアリングに関する調査を実施した。

自転車シェアリングの認知と利用経験 ベース:全体/n=10,000
自転車シェアリングの認知と利用経験 ベース:全体/n=10,000

 自転車シェアリングの認知・利用状況を聞くと、認知率は70.2%だった。内訳は「利用している」が5.1%で、「利用していたが利用をやめた」が2.5%、「知っているが利用したことはない」が62.6%だった。

 そこで、自転車シェアリングを利用している492名に、利用する理由や用途を複数回答で聞いた。最も多かった理由は「自分で自転車を所有する代わり」の47.0%で、「利用方法が手軽」(41.7%)、「料金が安いから」(40.9%)が続いた。用途では「近距離の移動」が55.7%で最も多く、「他の交通手段がない場所への移動」(33.7%)、「通勤・通学」(29.7%)が続いた。

 日本の自転車シェアリングサービスは始まったばかりで、認知はされているものの、利用経験者は少ないようだ。そんな中、自治体や民間企業が各地で自転車シェアリングサービスを始めている。

 東京都内7区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、渋谷区)では、昨年から自転車シェアリング広域実験が実施されており、サービス利用者は7区333のポートで貸出・返却ができる。利用ごとに料金を払う1回会員は、最初の30分が150円で、延長は30分につき100円。月額会員は月2,000円の基本料が必要で、利用時の30分が無料になる。1日パスもあり、無人登録機で購入すると当日の利用が1,500円だ。支払いはクレジットカードやドコモケータイ払いで、1日パスは現金(有人窓口)や交通系ICカードも使える。

 民間のサービスでは、東京都の広域実験に協力しているNTTドコモの「バイクシェア」がある。都内のほか、横浜市や仙台市、広島市などでサービスが提供されている。また、奄美大島の「あまくまサイクル」など、観光地のコミュニティサイクルにもシステムを提供している。また、ソフトバンクグループの「HELLO CYCLING」もある。都内では東京ビックサイトなど各所で利用できるほか、栃木県では小山市や野木町、愛知県では岡崎市などで利用できる。

 マクロミルの調査では、自転車シェアリングサービスの利用を止めたと回答した250名にその理由を聞くと、「都合の良い場所にポートがなかった」(37.6%)と「料金が高い」(30.4%)が多かった。

 日本で自転車シェアリングサービスを普及させるには、ポート増設と料金の値下げがカギになりそうだ。

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