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化粧品市場、インバウンドや国内好調で2.9%増
朝のお手入れは女性9割、男性も2割

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2017/11/18 22:00

 化粧品市場は魅力的な商品の市場投入やサービス拡充により、インバウンド需要や国内需要を取り込んで拡大を続けている。

 矢野経済研究所は11月7日、化粧品市場に関する調査結果を発表した。調査対象は化粧品ブランドメーカー、化粧品受託製造事業者、化粧品原材料メーカー・商社、流通業者などで、調査時期は6月から9月。

 2016年度の国内化粧品市場規模(ブランドメーカー出荷金額ベース)は前年度比2.9%増の2兆4,715億円で、2017年度は2兆5,405億円に拡大すると予想されている。2016年度の同市場は前年に続いて訪日外国人客によるインバウンド需要を取り込んだことに加え、景気回復を背景とした化粧品への需要増加や、化粧品メーカーが新たな高機能性ブランドや商品を市場に投入したことなどから好調に推移した。

 2016年度の同市場をカテゴリ別にみると、最も高い構成比だったのはスキンケア市場で、同3.0%増の1兆1,490億円だった。小売業者・卸業者・化粧品メーカーが一体となって、訪日外国人客を意識した売場づくりや多言語対応などのサービスを強化したことで拡大した。また、敏感肌化粧品やオールインワンジェル、自然派・オーガニック化粧品など、さまざまな付加価値を訴求する製品が増加したことで幅広い需要を獲得した。

 そのほかでは、メイクアップ市場が同4.4%増の5,482億円、ヘアケア市場が同1.6%増の4,395億円、フレグランス市場が同2.1%増の296億円など好調に推移した。また、男性用化粧品市場はスタイリング剤が前年度比でマイナスとなったものの、ニオイ対策を訴求したヘアケアが不快臭ケアの需要を取り込んで引き続き好調に推移。洗顔料が主力だった男性用のスキンケア製品では、保湿やアンチエイジングを訴求した化粧水やクリーム、フェイスシートなどの商品ラインアップの拡充などで、同1.2%増の1,192億円に拡大した。

 一方、マイボイスコム株式会社は、9月1日から5日にかけて化粧品に関するアンケート調査を実施し、1万839名(男性5,749名 女性5,090名)から回答を得た。

 朝の肌のお手入れについて聞いたところ、「している」のは全体の55%で、女性は約9割、男性は2割強を占めた。男性では若年層ほど肌の手入れをする人の比率が高く、20代と30代ではそれぞれ約3割だった。

 行っているスキンケアについて聞くと、「保湿ケア」が43.0%で最も多く、「UVケア」(21.8%)、「美白ケア」(13.7%)、「ハンドケア」(12.5%)が続いた。また、「毛穴ケア」などは20代と30代の女性、「ハンドケア」などは高年代層の女性の比率が高く、20代と30代の男性では「保湿ケア」がそれぞれ約2割に達するなどの特徴もみられた。

 化粧品は女性のものというイメージが強いが、最近では若い男性の利用も増えている。化粧品メーカーによる積極的な商品投入やサービス拡充も進んでおり、化粧品市場は今後も拡大を続けていきそうだ。

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