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N・フィールドとウェルビー、障害福祉サービス企業2社の収益構造をチェック!

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 生涯福祉関連のサービスも選択肢が増えてきた。今回は、精神疾患や難病を抱える人もサービス対象としている2社のビジネスを比較分析していよう。

精神科看護に特化したN・フィールド

 上場企業には競合が見当たらないN・フィールド(6077)とウェルビー(6556)のビジネスや従業員給与を確認してみよう。N・フィールドは精神疾患を抱える在宅療養者に対する訪問看護サービスを提供、ウェルビーは障害者の求職活動や職業訓練などの支援業務を手がける。2社とも障害福祉サービス企業である。

 N・フィールドが運営しているのは「介護ステーション」ではなく「看護ステーション」。社内の人材も介護福祉士ではなく、看護師中心である。同社は精神疾患などの疾病を抱えながら生活している本人が希望し、主治医から訪問看護の必要性が認められた場合に訪問サービスの提供を開始することになる。行政機関から訪問看護の依頼を受ける場合もあるようだ。精神科に特化した訪問看護サービスを全国的に展開する唯一の会社である。

 設立は2003年。13年の上場をきっかけに看護ステーションなどの拠点を拡大。12年12月期の32拠点が、16年12月期には沖縄を除く46都道府県・159拠点(17年9月末現在は181拠点)を数えるまでになった。利用者も年々増加し、この3年間は「3803人→5521人→7599人」での推移である。

 主治医の指示で療養上の世話や診療の補助といった在宅医療サービスを提供するだけに、居宅訪問は看護師や保険師、精神保健福祉士、理学療養士など有資格者が中心になる。17年2月末時点でいえば、常勤正看護師580人、常勤准看護師94人、非常勤正看護師42人、非常勤准看護師9人の計725人体制である。

 同社のビジネスの基本は医療保険制度や介護保険制度に基づいているだけに、主な収入である訪問看護料は、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会などから支払われる診療報酬が中心になる。それに利用者の自己負担金も収入源だ。

障害や難病を抱える人の就職を支援するウェルビー

 「就労移行支援事業所・ウェルビー」などを運営しているウェルビーの設立は2011年、上場は17年10月である。原則として18歳以上65歳未満の障害や難病を抱える人を対象に、パソコン操作など就労に必要な知識や能力向上のための職業訓練を実施したり、求職活動支援や就職後の職場定着をサポートするのが就労移行支援事業であり、17年3月期の就職者実績は1116人だった。

 同社は、発達障害を持つ未就学児の成長・発達を手助けする療養事業の拠点「児童発達支援事業所・ハビー」や小中高生向け療養事業の「放課後等デイサービス事務所・ハビープラス」も運営している。

 ウェルビーもN・フィールドと同様に、国民健康保険団体連合会など国からの報酬を主な収入源にする一方で、障害者総合支援法や児童福祉法など様々な法規制の適用を受ける。臨床心理士や作業療養士など有資格者の採用も不可欠である。


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