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コンビニの全店売上は増加も
倒産・休廃業件数が過去最多に

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2018/02/03 14:00

 コンビニは店舗数や来店客数を増やして成長を続けてはいるものの、倒産件数が過去最多となった。

 日本フランチャイズチェーン協会が1月22日に発表した「コンビニエンスストア統計調査月報」によると、2017年12月の全店ベースの店舗売上高は前年同期比1.9%増の9,255億5,300万円だった。前年同期を上回るのは58カ月連続になる。12月は強い寒気の影響で全国的に気温が低く、麺類やスープ、中華まんなどの温かい商品の売れ行きが好調だったほか、店内調理品などのカウンター商材や惣菜、サラダ等の中食が好調に推移した。

 全店ベースの客単価は同0.9%増の640.5円で、前年同期を6カ月連続で上回った。また、12月の店舗数は同3.2%増の5万5,322店、全店ベースの来店客数は同1.1%増の14億4,505万人となった。

 全店ベースの業績が好調に推移する中、既存店ベースで見ると、客単価こそ同1.4%増の641.8円と堅調に推移して33カ月連続で前年同期を上回ったものの、店舗売上高は同0.3%減の8,204億8,200万円で7カ月連続のマイナス。来店客数は同1.6%減の12億7,841万人で、22カ月連続のマイナスになった。全店ベースでは客単価や来店客数は増加しているものの、既存店ベースでは出店数の増加で競争が激化している様子がうかがえる。

 一方、東京商工リサーチが1月16日に発表した「コンビニエンスストアの倒産状況調査」の結果によると、2017年のコンビニエンスストアの倒産は前年比24.39%増の51件。倒産件数が50件を超えるのは12年ぶりで、過去最多だった2003年の53件に次いで2番目に多かった。また、2017年のコンビニエンスストアの休廃業・解散は同7.54%増の155件、倒産と休廃業・解散を合わせた件数は同11.35%増の206件となり、初めて200件を超えて過去最多になった。

 倒産の原因をみると「販売不振」が44件で最も多く、全体の86.2%を占めた。次いで多かったのは「既往のシワ寄せ(赤字累積)」の4件で、「販売不振」とあわせた「不況型倒産」は94.1%に達した。そのほかでは、別事業を手がける関連会社の倒産に連鎖した「他社倒産の余波」が3件だった。

 コンビニ業界全体で見ると業績は堅調に推移している。しかし個人消費が伸び悩む中、店舗数増加による競争激化で、厳しい経営環境を強いられている店舗も少なくなさそうだ。

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