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入院患者向け日用品レンタル「エラン」とナース白衣「ナガイレーベン」の収益構造に迫る!

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 今回は、入院患者向け日用品レンタルのエランと、ナース白衣のナガイレーベンのビジネスと従業員給料に迫ってみた。

手ぶらで入院できるレンタルサービス「エラン」

 ちょっとした規模の病院に入院した経験がある人ならご存知のはず。入院生活に欠かせないタオルやパジャマ、寝巻きなどをセットにして、1日単位でレンタルするシステムがすっかり定着してきた。実際にサービスを利用した人も少なくないだろう。

 エラン(6099)もそのサービスを提供する1社。「身の回り品を準備しなくても『手ぶらで入院・入所』『手ぶらで退院・退所』ができる」が、キャッチフレーズだ。レンタル品の内容によって異なるが、エランが設定している1日の利用料金は300円~800円。たとえば、「500円セット・1週間」なら、合計3500円である。

 同社が契約している施設や利用者は右肩上がりで、17年12月期の契約施設数は992、月間平均利用者は17万人弱だった。13年12月期との比較では、契約施設数はおよそ2.4倍、月間利用者は3倍超である。エランがターゲットとするベッド数が50床以上の医療機関はおよそ7500、介護老人保健施設は3800強。合計では1万1000施設を超えており、まだまだ新規開拓の余地があることから、さらなる業績拡大は可能としている。

 サービス利用代金は、退院・退所後に住居に請求書を送付し、コンビニで支払ってもらうというのが基本。その利用代金の回収率アップが課題といえるだろう。病院などの窓口で、利用当日に申込みを受付けることが多いだけに、利用者個人・家族の信用能力を調査する時間は、皆無に等しいというのが現実。経済力に疑問符がつく個人からの利用申込みを断るのも現実的ではない、という背景もある。訪日外国人が増えるにしたがって外国人の入院患者が増えることは不可避なだけに、その対策も求められることはいうまでもない。

年間600万着以上販売する医療用白衣の最大手「ナガイレーベン」

 ナガイレーベン(7447)は、約370万人の医療・介護従事者に、年間600万着以上のウェアを提供しているという。5000円以下の量販品から1万円を超すブランド品まで扱っており、全国シェアは60%超。医療用白衣最大手である。

 ドクターウェア、手術ウェア、患者ウェアなども扱うが、ナース向けを中心とするヘルスケアウェアが、全体売上のおよそ6割を占める。病院や介護施設は女性が主役の職場であるという現実を踏まえ、 抗菌ウェアなど高付加価値化に加え、ファッション性を重視する戦略がシェア拡大に結びついているといえよう。

 東レ(3402)クラレ(3405)ユニチカ(3103)と提携し、著名デザイナー(やまもと寛斎や花井幸子など)によるナースウェアなどを独占販売。資生堂(4911)とは共同で新ブランドを開発するとともに、ナース向けのビューティ講座も開催している。「ドクターX」や「救命病棟24時」といった医療ドラマでは、同社のウェアが使用されているというアピールも怠らない。


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