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ペット関連市場は高付加価値化で1.5兆円市場へ
AIを使った見守りや遠隔操作できるオモチャなど

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2018/06/09 14:00

 ペットを大切な家族ととらえる飼い主が増える中、高付加価値を追求したサービスが登場している。

 株式会社矢野経済研究所は国内のペットビジネス市場を調査し、その結果を5月24日に発表した。調査期間は2017年11月から2018年3月にかけて。ペット関連市場は主にペットフード、ペット用品、その他ペット関連産業に大別され、その他ペット関連産業には生体やペット美容室、ペット医療、ペット保険、ペットホテルなどの関連サービスが含まれる。

 2016年度のペット関連市場規模(小売金額ベース)は前年度比1.6%増の1兆4,983億円で、2017年度は同1.0%増の1兆5,135億円を見込んでいる。ペットの飼育頭数が伸び悩むなか、参入各社による高付加価値商品・サービスの提案や、猫向け商品の投入によって市場全体は微増で推移した。

 2018年度のペット関連市場規模は、従来は飼育に慎重だった単身者や高齢者などがペットに癒しを求めて飼育を始める傾向が高まっており、同1.5%増の1兆5,355億円に拡大すると予測。プレミアムフードやペット保険、ペットの健康管理やペットの高齢化に関するサービスなどへの需要の高まりも後押しし、緩やかに市場が拡大すると同社は指摘している。

 ペット関連市場が拡大傾向にある中、新しいサービスが次々と登場している。

ペット見守りサービス「ペットみるん」
ペット見守りサービス「ペットみるん」

 東京電力エナジーパートナー株式会社は5月21日、ペット(犬と猫が対象)が写っている映像だけを飼い主のスマホに届けるサービス「ペットみるん」の提供を始めた。飼い主が外出先からスマホで自宅のペットの様子を見守ることができるほか、普段は気づかないペットの意外な一面も見ることができる。また、ペットの水飲み・ごはん・トイレの回数をグラフで確認し、ペットの行動変化も把握できる。同サービスは、音声の認識や画像の特定など人間が行っているタスクを、コンピューターに学習させるAI(人工知能)の「ディープラーニング」の技術を活用。アプリ利用料は月額1,350円(税込み)で、別途カメラのレンタルか購入が必要となる。

遠隔操作が可能なロボット型おもちゃ「easyPlay(イージープレイ)」
遠隔操作が可能なロボット型おもちゃ「easyPlay(イージープレイ)」

 Wi-Fiに接続してスマホ専用アプリで操作ができる、遠隔操作が可能なロボット型おもちゃもある。ソフトバンク コマース&サービス株式会社が提供している消費者参加型プラットフォーム「+Style」で、「easyPlay(イージープレイ)」の販売が4月27日から始まった。出品者は株式会社ビーラボ。ボール型の本体にはカメラやスピーカーが搭載され、外出中にペットの様子をスマホで確認できるほか、ペットに話し掛けることも可能。ペットが遊んで転がせば、あらかじめ入れておいたペット用のおやつを出してあげられる仕組みにもなっている。価格は2万4,624円(税込み)。

 ペットを大切な家族の一員としてとらえ、飼い主が支出を増やす傾向にある中、今後も新しいサービスの提供が増えていきそうだ。

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