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電気自動車、保有台数が増加傾向も
今後の購入条件は「価格が手頃になったら」が43%

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2018/06/23 22:00

 ハイブリッド車や電気自動車は、保有台数と購入意向者が増えているものの、価格を気にする消費者が多いようだ。

 一般財団法人 自動車検査登録情報協会が公表している「ハイブリッド車・電気自動車の保有台数推移」によると、プラグインハイブリッド車を含むハイブリッド車の保有台数は、2016年3月末時点が前年同期比18.6%増の558万1,578台、2017年3月末時点が同17.7%増の656万8,960台だった。電気自動車の保有台数は、2016年3月末時点が同19.5%増の6万3,760台、2017年3月末時点が同18.1%増の7万5,294台で、ハイブリッド車・電気自動車ともに保守台数は増加傾向にある。

 そのような中、パーク24株式会社は、同社のドライバー向け会員制サービスの会員8,540名を対象に「電気自動車」に関するアンケートを実施し、その結果を6月8日に発表した。調査期間は2017年12月4日から10日にかけて。

 ガソリン車以外のクルマの購入意向を聞くと、「検討したことがある」と回答した人は35%で、前年に実施した前回調査より4ポイント増加した。そこで、ガソリン車以外の購入を検討したことがあると回答した2,982名にその種類を聞くと、「電気自動車」が32%で同5ポイント増加、「プラグインハイブリッド車」が31%で同15ポイント増加した。その一方で、「ディーゼル車」は34%で同19ポイント減少し、ガソリン車以外の選択肢で電気自動車やプラグインハイブリッド車を選ぶ人が増えている様子が分かった。「水素自動車」は2%で同1ポイント減少した。

 続いて、電気自動車を購入するための条件を1つ選んでもらったところ、「価格が手ごろになったら」が43%で最も多かった。以下は「航続距離に不安がなくなったら」と「充電ステーションが増えたら」が19%、「好きな車種があったら」が14%で続き、前回調査とほぼ同様の結果となった。また、クルマ未保有で購入を検討中の875名に限定すると、「価格が手ごろになったら」が39%、「充電ステーションが増えたら」が24%、「航続距離に不安がなくなったら」が18%で、充電ステーションの必要性を感じている人の割合が多くなった。

 電気自動車やプラグインハイブリッド車などのクリーンエネルギー自動車(CEV)を購入すると、国から「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金)」が交付される。補助金の額は車種によって異なり、一般社団法人 次世代自動車振興センターがホームページで公表している資料によると、6月11日時点で、電気自動車が最大40万円、プラグインハイブリッド車が最大20万円が交付される。

 クリーンエネルギー自動車の購入者には補助制度があるものの、一層の普及にはさらなる価格の引き下げが必要といえそうだ。

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