6月20日にアフラック生命保険が発表した即時支払いサービスは、本人確認書類の提出が不要となる生体認証とリアルタイムでの振り込みを実行する三菱UFJ銀行の法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」などを活用して実現するもの。
これまで最短でも請求受付の翌日の支払い(着金)だったものが、金融機関によっては所要時間は変わるが、給付請求手続きが完了してから最短5分程度で指定の金融機関口座に着金する。本人確認書類の提出の代わりに、生体認証は指紋または顔の認証により、本人確認ができるアフラック独自のモバイルアプリを利用する。このサービスは2018年12月から導入する予定。
導入するのは、がんと診断されたあと、生存を条件として一定期間支払う診断給付年金。対象商品は「アフラックのがん保険f(フォルテ)」「ご契約者のためのがん保険f(フォルテ)」「生きるためのがん保険 Days」「生きるためのがん保険 Daysプラス」。
アフラックは2019年以降、支払い査定業務におけるAI導入によって、オンラインで完結できる保険金・給付金等の請求手続きの範囲を拡大し、よりスピーディな支払いを実現していく。
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