生活消費分野やベンチャー企業との取組みの強化を推進している伊藤忠商事は、個人向け金融サービス分野においても、昨年度のポケットカードへの追加出資や、フィンテック分野のベンチャー投資を行ってきた。今回、オンラインに特化した決済ベンチャーであるPaidyを早期の段階でグループ会社とする方針を発表した。
伊藤忠商事は、ポケットカードとともに、Paidyへ第三者割当増資などを通じて持分法事業会社化を前提とした戦略的事業投資を実施。Paidyのユーザー数は2017年11月に100万口座を突破し、2018年6月末時点のユーザー数は140万口座を超えている。また、加盟店ネットワークは約70万サイトにのぼっている(2018年6月末時点)。
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