三井住友銀行は7月11日、同行のATMで残高照会、引き出しを行ったときに、ATM内部でキャッシュカードの磁気不良を検知し、10秒から20秒程度で自動修復するサービスを開始した。自動修復完了後はキャッシュカードをそのまま使うことができるため、再発行手続が不要になる(ただし、磁気情報が著しく破損している場合は、修復できないことがある)。

対象となるカードは、個人の普通預金口座に発行する、ICチップ(画像赤枠部分)の付いたキャッシュカード。現時点では、SMBCデビット一体型キャッシュカード、およびクレジット一体型キャッシュカードは対象外だが、2019年度以降に対応する予定だ。
【関連記事】
・三井住友カード、「銀聯QRコード決済」の取り扱いを開始
・三菱UFJ信託銀行、7月末から80歳以上の高齢者のATMでの出金を制限
・20代の貯金額、男女ともに「50万円以下」が過半数 保管先トップは「銀行」、複数口座の使い分けも