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夏休みに宿泊旅行に出かける人は増加も費用は減少傾向、宿泊旅行者数の増加率1位は「沖縄」

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2018/07/21 14:00

 株式会社リクルートライフスタイルの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、20代から70代の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査 2018」を実施し、その結果を7月9日に発表した。調査時期は4月で、1万5,627名から有効回答を得た。

 2017年度(2017年4月~2018年3月)の1年間に宿泊旅行(友人・知人宅、車中泊、キャンプなど宿泊を伴う旅行は含むが、出張・帰省・修学旅行などは除く)をした人の割合は55.6%で前年度の54.8%から上昇。宿泊旅行にかけた費用の総額は前年度比6.3%増の7兆5,352億円で、内訳は宿泊費が2兆2,427億円、交通費が2兆1,237億円、現地小遣いが2兆4,641億円、パック旅行のパック費が7,047億円だった。

 2017年度の1回あたりの宿泊旅行にかけた費用を見ると、大人1人あたり5万1,600円で、前年度比で2,300円増加した。内訳は宿泊・交通費が3万4,700円で同1,700円の増加、現地小遣いが1万6,900円で同600円増加した。宿泊旅行の形態別では個人旅行が4万9,300円で同2,100円の増加、パック旅行が7万3,000円で同2,200円増加した。2017年度は宿泊旅行に出かける人だけでなく、宿泊旅行費用も増加する傾向にあったようだ。

 また、2017年度の「延べ宿泊旅行者数の多い旅行先」のトップ3は、1位の東京都、2位の北海道に続いて3位に大阪府が2ランクアップした。上位10都道府県の延べ宿泊旅行者数そのものは、8位の千葉県を除く9都道府県で上昇。9位の沖縄県は前年11位からベスト10入り。2016年度と2017年度を比較した、延べ宿泊旅行者数の増加率の1位は沖縄県で、91万人増加し、20.3%の大幅増となった。

 その沖縄に注目すると、旅行先を選んだ理由別の都道府県ランキングで、同県は「特定のイベントやアクティビティに興味があったから」で1位。また、テーマ別の都道府県魅力度ランキングでは「魅力のある特産品や土産物が多かった」「地元の人のホスピタリティを感じた」「若者が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」「大人が楽しめるスポットや施設・体験が多かった」「現地で良い観光情報を入手できた」で1位を獲得している。

 一方、JTBは7月5日、「2018年夏休みの旅行動向」を発表した。調査は7月15日から8月31日に1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通しをまとめたもので、アンケート結果や航空会社の予約状況、JTBグループの販売状況などから推計した。

 2018年の夏休みに1泊以上の旅行に出かける人は、前年比0.1%増の7,743万人と推計されている。内訳は国内旅行が7,460万人で前年と同程度、海外旅行が283万人で同4.1%増が見込まれている。旅行の平均費用を見ると、国内旅行が前年比1.2%減の3万4,000円、海外旅行が同0.7%減の21万4,500円となった。

 また、JTBが1,200名を対象に6月上旬に実施した旅行動向アンケートによると、今後の旅行支出に対する意向を聞いたところ、「支出を減らしたい」は27.5%で、「支出を増やしたい」の14.4%を上回った。「単価も回数も同程度」は35.5%、「単価を減らし回数を増やす」は12.8%、「単価を増やし回数を減らす」は6.3%だった。

 今年の夏休みに宿泊旅行を予定している人は前年より増加する見通しではあるが、旅行にかける費用は抑え気味のようだ。

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