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クリスティーズがテック系イベント開催、第1回のテーマは「アートとブロックチェーン」

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2018/07/20 09:00

 宝飾品や美術品の来歴を保証し、贋作などによる詐欺的行為を防ぐため、ブロックチェーンを活用する動きが高まっている。オークションハウスのクリスティーズは、この動向を踏まえ、アートマーケットの関係者に向けてサミットを開催した。

 サザビーズと並んで世界的なオークションハウスとして知られるクリスティーズは7月18日、第1回となる「Art+Tech Summit」を開催。このサミットは年1回、1日だけ行われるカンファレンスで、注目のテクノロジーを取り上げ、パネルディスカッションなどを通じて理解を深めるとともに、業界のイノベーションとコラボレーションを刺激することを目的としている。

 イベントは、クリスティーズ、同社の子会社でアートビジネスの教育機関であるクリスティーズ・エデュケーション、および美術館、コレクター、キュレーターなどをつなぐオンラインサービスを提供するVastariの3社共同キュレーションによって企画された。第1回目のテーマは「ブロックチェーン」。アートマーケットにおけるブロックチェーンの活用にどのような可能性があるかを探り、その他の業界での取り組みを踏まえてこの新たなテクノロジーについての包括的な理解をもたらす。

 スピーカーには、仮想通貨イーサリアムをベースに研究開発を行っているConsenSys、監査・コンサルティングのデロイト、法律事務所のクリフォード・チャンス、オンライン・ギャラリーのArtsy、英国のサーペイタインギャラリー、経済メディアのフィナンシャルタイムズらが登壇。

 発表されたプログラムによると、午前のキーノートは、ブロックチェーンによるダイヤモンドの管理台帳サービスを提供するEverledger。同社は今回のサミットの共同キュレーターであるVastariと2016年に提携し、美術品と展覧会の世界的データベースを構築しているVastariと恊働し、高価な美術品の来歴を記録し、売買において贋作などを排除するための技術的基盤を構築すると発表している。

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