MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

SophiaTXがメインネットをローンチ、エンタープライズブロックチェーン導入を促進

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/07/26 13:00

 SophiaTXは、メインネットの運用をスタート。SAPなど主要なERP、CRM、SCMシステムを分散型のブロックチェーンへ統合し、自動車から医薬業界まで多様なビジネスに対応する。

 スイスを拠点とするSophiaTXは、コンテンツ配信のブロックチェーンプラットフォーム「DECENT」と、SAPソリューション提供企業Venaco GroupのジョイントベンチャーであるEquidato Technologies AGが2017年に設立。ERP、SCM、SRMといった従来型のアプリケーションを、協調的かつ分散型のブロックチェーンへ統合、拡張するプラットフォームおよびマーケットプレイスを提供している。

 SophiaTXは7月25日、メインネットの運用をスタート。ビットコイン、イーサリアムではなく、グラフェン・エコシステムを活用し、スマートコントラクトやマルチチェーン・メカニズム、クロスチェーン・コンセンサスを可能にする環境を開発者に提供し、アプリやブロックチェーン間の取引を可能にする。

 SophiaTXは、その暗号化されたデータ台帳によって、スピードが遅く、複雑で冗長なプロセスや脆弱なセキュリティー、高額なフィーに対処している様々な業界に恩恵を与えるとしており、企業は、信頼された境界内で資産の所有権を記録・追跡できるようになる。

 SophiaTXは2018年7月初旬、メインネットの正式ローンチ前に、イーサリアムブロックチェーンから自社メインネットへの移行の準備をするためトークンスワップを開始。1か月間で約1,000スワップが実行され、今後数週間でさらに行われる見込みだ。

 2018年3月からテストネットとして運用されていた製品がメインネットで運用開始となることについて、ヤロスラブ・カチナCEOは「これは我々にとって、ブロックチェーンの大きなポテンシャルを開花させる上での非常に大きな一歩となる。ようやくイーサリアムブロックチェーンの庇護から離れ、我々独自のプラットフォームでの運用が開始できる」とコメントしている。

【関連記事】
SWIFT、gpi(グローバル・ペイメント・イニシアティブ)をすべての外国送金に適用する方針を発表 
三菱商事と三菱UFJ銀行、リップルのブロックチェーンによる国際送金の実証実験
デビアス、ブロックチェーンを使ったダイヤモンドのデジタルトラッキングに成功、小売大手シグネットも参画

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5