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100円ショップ役員の平均年俸、上場3社のうち年俸1億円超の経営トップがいる「セリア」が1位

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 未上場のダイソーがトップを走る「100円ショップ」業界。上場3社、セリア、キャンドゥ、ワッツの収益構造を見てみよう。

着実に儲けを出している100円ショップ上場3社

 特別に買いたいものがなくても、ついつい100円ショップをのぞいてしまう人もいるはずだ。足を運ぶたびに「コレが100円!」といった、新しい商品に出会えたりするからだ。

 米国版100円ショップのダラー・ゼネラルとダラー・ツリーは、売上高がおよそ2兆5000億円で肩を並べる大企業。運営する店舗も約1万5000店舗とほぼ互角だ。一方、国内では未上場ながら「ダイソー」を展開している大創産業がトップを走る。国内外合計5270店舗、売上高は4548億円(18年3月期)である。

 そんな大手に規模で劣る上場3社、セリア(2782)キャンドゥ(2698)ワッツ(2735)はズバリいって、儲かっているのだろうか。額のちがいはあるが、着実に儲けを実現し続けているといっていいだろう。販売の中心は100円商品であり、価格競争がない代わりに商品開発に注力していることが、儲けを出している最大の要因であることは容易に想像がつく。

 売上高と期末在庫で計算する商品回転数は、セリア11回、キャンドゥ12回、ワッツ7回だ。30日から52日で店舗の商品がすべて入れ替わっていることを示している。

 消費者に飽きられないために月間500から700アイテムを入れ替えることを徹底しているセリアと、プライベートブランド「Do!STARS」などを展開するキャンドゥは、商品別の売上高と仕入高を開示している。2社とも「売上高÷仕入高」の倍率は、雑貨より食品のほうが小さい。つまり、食品の粗利益を低くおさえていると見ることが可能であり、食品がお値打ちであることを示しているといっていいだろう。

セリア、キャンドゥ、ワッツの収支

 100円の商品を10個、1000円の商品販売にたとえた各社の収支を見てみよう。3社ともしっかりと利益を確保しているが、仕入などの原価や地代家賃や水道光熱費などを含む販管費を、1円単位どころか銭単位で軽減化を図っている結果だろう。

 セリアは原価568円、販管費328円、儲け(営業利益)104円。キャンドゥは原価615円、販管費355円、儲け30円。ワッツは原価621円、販管費353円、儲け26円である。原価と販管費が低く出ている分、セリアの儲けが大きく、同社のここ3期の儲けは「92円→104円→104円」での推移である。

 店舗の平均像も知っておきたい。各社ともフランチャイズ(FC)店舗や海外店舗も展開しているが、それらを除いた国内直営店舗で比較してみた。

 セリアの1店舗1日平均の売上高は29.2万円。ただし、関東甲信越と関西の店舗に限れば32万円台での推移である。全国平均が24.3万円のキャンドゥの場合も地域差があり、関東322店舗の平均27.5万円に対して、四国2店舗の平均は11.6万円となっている。「ミーツ」や「シルク」といった店舗も展開しているワッツは、10.4万円平均である。


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