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SWIFT、gpiによるアジア太平洋域内の外国送金の即時決済化テストを開始

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2018/08/28 15:45

 国際銀行間通信協会(SWIFT)は、金融コミュニティに対して、通信に必要なメッセージングおよびその標準化を支えるプラットフォームなどを提供している組織。外国送金に関する新たな業界標準「SWIFT gpi(global payments innovation)」は、スピード、透明性、最終段階までの追跡機能によって外国送金に関わる満足度を大きく改善する。

 SWIFTは今回、オーストラリア、中国、シンガポール、タイの各銀行とオーストラリアのNPP基盤に基づいた外国送金の即時決済化をテストすると発表した。NPP(New Payment Platform)は、オーストラリアで本年初頭に開始した国内即時決済システム。

 このサービスは、域内gpi参加行のシステム統合と拡張を目指したもので、当初はオーストラリアに対する海外からの仕向送金を対象とし、今後他の国のリアルタイム決済システムにも展開される。現在、海外からオーストラリアへの送金には翌日着金が通常となっているが、この試みでは、ほぼリアルタイムでの処理と当日着金が通常営業時間外でも可能。

 テストは本年4月にオーストラリア、中国、シンガポール、タイの参加銀行が発表した共同研究に続くもので、これら銀行の意見をもとにしたルールに従って実施される。ライブ稼働になれば、gpi参加行とその顧客に大きなメリットをもたらし、最終的には域内全域に提供されることが期待される。

 今回のテスト結果は、10月のシドニーで行われるイベント「Sibos」で共有される予定だ。

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