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LINE、独自のブロックチェーンネットワークを基盤としたエコシステム発表、日本向けコインはLINEポイントに交換可能

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2018/09/03 08:00

 LINEは、ブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤とした「LINK エコシステム」を公開。あわせて、国内・国外向けの汎用コインも公開した。

「LINE Token Economy」構想とは

 LINEは8月31日、「LINE Token Economy」構想を発表し、独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤(メインネット)とした「LINK エコシステム」を公開。あわせて「LINK エコシステム」内で利用できる汎用コイン「LINK Point(日本向け)」「LINK(海外向け)」も公開した。

 「LINE Token Economy」構想は、LINEが独自に開発したブロックチェーン技術を活用することで、サービス提供者とユーザーの関係をフラットにし、ともに成長していく共創関係の構築を目指すトークンエコノミー(その中で発行・流通する独自トークンを中心とする経済圏)構想。

 LINEは独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」をメインネットとし、そこに分散型アプリケーション「dApp」(「Decentralized Applications」の略。ブロックチェーン技術を用いた非中央集権的、オープンソースなアプリケーション)サービスが参加することで、汎用コイン「LINK Point(日本向け)」と「LINK(海外向け)」を利用することができる「LINK エコシステム」を提供する。

 それらを支える「LINK Chain」は、LINEの独自のブロックチェーンネットワークのメインネットで、単一スレッド上で1秒当たり1,000以上のトランザクションを処理できる高性能ブロックチェーン・コアネットワークと、LINEが培ってきたプラットフォーム構築における技術を融合させて生まれたもの。

 ユーザーは、「LINK エコシステム」に参加する「dApp」サービスや、今後参加を計画している既存のLINEサービスに登録・利用すると、そこでのアクション内容やサービスへの貢献レベルに応じてインセンティブとしてコインを獲得することが可能になる。

汎用コイン「LINK Point(日本向け)」と「LINK(海外向け)」

 「LINK Point」は日本でのみ利用可能なコインで、日本以外においては「LINK」を提供。それぞれのコインは性質が異なるものとなる。発行方式は、LINEが提供する各dAppサービスのユーザーへのインセンティブとして付与。発行元は、LINE Tech Plus株式会社。基本単位はLINK(1 LINK=1,000,000 cony)、LINK point。

 「LINK Point」「LINK」は、合わせて総数10億個が発行され(※)、このうち8億個は「LINKエコシステム」に参加するサービスごとに設けられた報酬ポリシーに従って分配する予定。残りの2億個は予備として発行元のLINE Tech Plusが管理する。

※「LINK Point」「LINK」の総発行数は現状計画している最大発行数で、発行については、事業の進捗に応じて徐々に行われる。

 シンガポールを拠点とするLINE Tech Plusは、LINEおよびLINEの仮想通貨事業やブロックチェーン関連事業を展開するグループ会社LVCの両社の傘下であり、日本・米国を除くグローバルにおいて取引可能な仮想通貨交換所「BITBOX」を今年7月から提供、運営している。

LINK Point(日本向け)

 「LINK Point(日本向け)」は「dApp」サービス利用を通じてインセンティブとして付与、「LINEポイント」に交換して利用可能となる。

「LINK Point(日本向け)」は「dApp」サービス利用を通じてインセンティブとして付与、「LINEポイント」に交換して利用可能

「LINK Point(日本向け)」は「dApp」サービス利用を通じてインセンティブとして付与、
「LINEポイント」に交換して利用可能

 日本国内の居住者であるユーザーは、「LINK エコシステム」に参加する「dApp」サービスや今後参加を計画している既存のLINEサービスを利用すると、そこでのアクション内容やサービスへの貢献レベルに応じてインセンティブとして「LINK Point」を獲得。獲得したポイントは他の「dApp」サービスで使用できるほか、「LINEポイント」に交換して利用することができる。「LINEポイント」は、1ポイント=1円として、LINE Payでの決済やLINEサービスでの購入・決済時に利用できる。

 なお、日本居住者であるユーザーは、日本での規制上、グローバルの仮想通貨交換所「BITBOX」にて、「LINK(海外向け)」の売買・交換等を行うことはできない。

LINK(海外向け)

 もうひとつの汎用コイン「LINK(海外向け)」は、日米を除くユーザーに9月4日より、グローバルにて利用可能な仮想通貨交換所「BITBOX」上での取引に応じて無償配布される。

「LINK(海外向け)」は9月4日から、LINEのグローバルな仮想通貨交換所「BITBOX」での取引に応じて無償配布される

「LINK(海外向け)」は9月4日から、
LINEのグローバルな仮想通貨交換所「BITBOX」での取引に応じて無償配布される

 今後、ユーザーがLINEよりリリース予定の「dApp」サービス上でインセンティブとして獲得した「LINK」は、仮想通貨交換所「BITBOX」上にて、他の仮想通貨との交換、取引が可能となる。

 LINEは将来的に、「LINK エコシステム」を他社のサービスも参加できるようにする予定だとしており、「LINE Token Economy」のさらなる拡大を目指す。

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