ソフトバンクとヤフーの合弁会社であるPayPayは、中国アリババグループでフィナンシャルサービスを担うアント フィナンシャル サービスグループ傘下のAlipay(アリペイ)とサービスを連携。これによって、今秋開始予定のスマホ決済サービス「PayPay」の加盟店で、訪日中国人による「Alipay」のQRコード決済が可能になる。
アリペイが提供する、モバイルおよびオンライン決済プラットフォーム「Alipay」は、中国国内で6億以上のアクティブユーザーを獲得している。
中国人観光客は年々増え続けて、2017年には約735万人(日本政府観光局調べ)が来日、そのインバウンド消費額は1.6兆円(※)に達した。PayPayは、「Alipay」ユーザーが、「PayPay」加盟店で決済可能となることで、インバウンド消費の取り込みを支援する。
※出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」平成29年(2017年)年間値(確報)
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