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GMOグループ、マルチシグベースの仮想通貨送金管理サービスを提供

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2018/09/13 08:00

 「マルチシグ」とは、マルチ・シグネチャーの略で、仮想通貨の取引(送金)の際、複数の秘密鍵による署名(承認)を必要とする仕組みを指す。仮想通貨の取引におけるセキュリティ対策ニーズが高まる中、「マルチシグ」による管理が安全性を示すひとつの指標として重要視されている。

 マルチシグは、取引時に複数の秘密鍵による署名が必要なため、1つの秘密鍵の署名で取引が行えるシングルシグ(シングル・シグネチャーの略)に比べてセキュリティが高く、秘密鍵の紛失時にも対応しやすいというメリットがある。しかし、秘密鍵を複数管理する必要があるため、その設定や運用などの手間がかかることが課題となっていた。

 GMOシステムコンサルティングは9月10日、マルチシグベースで仮想通貨の送金管理ができる「GMO SigNeDサインド」の提供を開始した。このサービスは、すでにビットコインの送金に対応しており、今後アルトコインへの対応も予定している。

 仮想通貨の送金を行いたい事業者は、「GMO SigNeD」を利用することで、顧客専用のマルチシグアドレス(マルチシグ対応の口座番号のようなもの)を作成でき、アドレスから行う一連の送金フローもアイコンやボタンによるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で簡単に操作できる。また、アドレスの秘密鍵を事業者側と「GMO SigNeD」側で分散管理することによって、仮想通貨の不正流出や誤送金リスクを低減することが可能になる。このサービスは現在特許出願中(出願番号:特願2018-041989)。

 「GMO SigNeD」の提供開始に先駆け、GMOインターネットが開発した、ゲームアプリ内で仮想通貨を報酬として配布できる「CryptoChips クリプトチップスbyGMO」において、ゲームプレイヤーへのビットコインの配布の仕組みとして活用されている。

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