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モバイルのメッセで米ドル決済、ソフトバンクら3社がRCSとブロックチェーンで実現

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2018/09/12 13:05

 クラウドやメッセージサービス、IoT製品を提供するSynchronoss Technologies(シンクロノス)社は、SMSとEメール、RCSの機能をカバーする高機能で安全性の高いマルチ・チャンネル・コミュニケーション・プラットフォームを日本市場へ導入し、今年初めに商用化された。

 ブロックチェーン技術を持つTBCASoft社は、ブロックチェーン・コンソーシアム「Carrier Blockchain Study Group:CBSG」において、通信キャリアとともに、ブロックチェーン技術を活用したキャリア間決済プラットフォーム(Cross Carrier Payment Service:CCPS)の提供を目指している。CCPSは、通信キャリア間でグローバル規模でのモバイル決済ができるプラットフォームだ。

 ソフトバンク、シンクロノス、TBCASoftは今回、メッセージサービスの国際標準規格であるRCS(Rich Communication Services)とTBCASoftのブロックチェーン技術を活用した新しいモバイルペイメントサービスのPoC(Proof of Concept、概念実証)を実施した。

 RCSとブロックチェーンを活用した今回のPoCでは、ユーザーがモバイル端末を使い、店舗などで決済を行うことに成功。たとえば、日本のユーザーが米国を旅行中、ソフトバンクとシンクロノスが提供するRCSプラットフォームを使ってメール送信と同じような簡単な操作で、米ドルでの支払いが可能になる。

 メッセージサービスの国際標準であるRCSは、支払いのような用途でも活用することができる。また、CCPSのブロックチェーンのAPIは高い汎用性を持っているため、受信者側がRCSのアプリでも、SMSやEメールなど従来のメッセージサービスを使っている場合でも、また国内・国際間いずれの取引でも、RCSのウォレットアプリを通してP2P(Peer to Peer)の送金が可能となる。

 3社は、9月12~14日に開催される「Mobile World Congress America」で今回のPoCの成果を披露する予定だ。

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