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AIと機械学習の導入、ストレージ支出への「影響は大」とする企業は7割

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2018/09/14 08:00

 企業がAI(人工知能)とML(機械学習)の導入を進める一方、それを支えるストレージ支出も増加するだろうと認識している企業が多いことがIDC Japanの調査で明らかになった。

 IDC Japanは、AI(Artificial Intelligence:人工知能)とML(Machine Learning:機械学習)が国内企業のストレージ支出に与える影響に関してユーザー調査の結果を発表した。

 今回のユーザー調査では国内企業611社にAI/MLがストレージ支出に与える影響について調査を行った。611社のうち、AI/MLを「本番導入済み」、「開発/試験中」、「1年~2年以内に導入を計画」「時期は未定だが導入を検討中」の企業は448社(73.3%)。この448社に対して、2018年~2020年の期間でAI/MLがストレージ支出に与える影響について質問したところ「非常に大きな影響を与える」(25.4%)、「大きな影響を与える」(44.6%)を合わせた回答率は70.0%に達し、多くの企業がAI/MLに取り組むことでストレージ支出が大きく変わると認識している。

 上記448社がAI/MLの導入に伴うストレージ支出に対する変化として想定しているのは、「AI/MLデータの増大への対応が求められる」が回答率50.3%でトップとなり、次いで「AI/MLのストレージ予算の増加」(46.2%)、「AI/MLデータの統括的な管理が求められる」(39.8%)が上位3項目となった。

 具体的なテクノロジーについては、「オブジェクトストレージの導入の増加」(33.8%)、「Software-Defined Storageの導入の増加」(31.2%)、「オールフラッシュアレイの導入の増加」(26.1%)が上位に挙がっている。フラッシュの新しい接続環境である「NVMeやNVMe over Fabricsの利用の増加」も22.6%の回答を得ている。

 今回の調査では、経営の改善や顧客満足度の向上だけではなく、自社のITインフラの運用管理にAI/MLを利用する意向が高いことも明らかになった。

ITインフラ管理でAI/ML(またはAI/MLベースのサービス)を利用する理由 ITインフラ管理でAI/ML(またはAI/MLベースのサービス)を利用する理由 ※ITインフラ管理でAI/MLを「利用中」「1~2年以内に利用を計画」「時期は未定だが利用を検討中」と回答した454社の回答(複数回答)。 Source: IDC Japan, 9/2018
ITインフラ管理でAI/ML(またはAI/MLベースのサービス)を利用する理由
※ITインフラ管理でAI/MLを「利用中」「1~2年以内に利用を計画」「時期は未定だが利用を検討中」
と回答した454社の回答(複数回答)。 Source: IDC Japan, 9/2018

 現在、自社のITインフラ管理にAI/ML(または、AI/MLをベースにした運用管理サービス)をすでに「利用している」は8.2%に留まっているが、「1~2年以内に利用を計画」は44.8%、「時期は未定だが利用を計画」は21.3%となり、回答者の74.3%(454社)が利用に積極的な考えを持っている。

 AI/MLを自社のITインフラ管理に利用する理由としては「保守サポートコストの抑制」(49.3%)、「ビジネス要求への迅速な対応」(43.0%)、「人員コストの抑制」(40.7%)が上位3項目となっている。

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