MONEYzine(マネージン)

一覧から探す

新車では「SUV」「ハイブリッド」の購入検討率が増加、「クリーンディーゼル」が人気回復につながる?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/09/15 22:00

 日本で新車購入を検討している人たちの間では、ボディは「SUV」、エンジンは「ハイブリッド」の人気が高い傾向にある。ここに環境性能の高い「クリーンディーゼル」はどう踏み込んでいくのか。

引き続き高い「SUV」人気

 J.D. パワー ジャパンは今年で4回目となる「日本新車購入意向者調査(NVIS:New Vehicle Intender Study)」の結果を発表した。調査対象は今後1年以内に新車乗用車の購入を検討している消費者で、回答者数は10,000人。

 ボディタイプごとの検討率の推移を昨年比で見ると、「軽」が27%から30%、「ミニバン」が28%から31%、「SUV」が31%から34%へとそれぞれ増加している。特にSUVの人気は変わらず顕著となっている。

 SUVは、全ボディタイプの中で最も検討率が高く、同時に2016年から3年間連続で検討率が増加している唯一のボディタイプだ。SUV以外のボディタイプ検討者層をみても、同時にSUVを検討対象としている割合が増えている。例えば、2015年からの4年間の推移を見ると、セダンの検討者がSUVも検討している割合は、29%から36%、ミニバン、ワゴンではそれぞれ6%増加している。

ボルボ初のコンパクトSUVで、ボルボにはじめて欧州カー・オブ・ザ・イヤーをもたらした「XC40」
ボルボ初のコンパクトSUVで、ボルボにはじめて欧州カー・オブ・ザ・イヤーをもたらした「XC40」

 世界で最も権威ある「Car of the Year」と言われる欧州カー・オブ・ザ・イヤー2018を受賞したのは、ボルボのコンパクトSUV「XC40」。SUVは世界的にも人気の高いボディタイプとなっている。

エンジンは「ハイブリッド」検討層が増加

 一方、購入を検討している車のエンジンタイプについて調査結果を見てみよう。最も検討率の高いのは「ガソリン」の65%だ。それ以外で見ると「ハイブリッド」と回答したユーザーは半数以上の57%。次いで、「プラグインハイブリッド」20%、「ディーゼル」18%、さらに、「電気(EV)」15%、「燃料電池(FCV)」7% となっている。

 2015年からの4年間の推移では、ハイブリッドの増加幅が最も大きい。限定的ではあるものの、プラグインハイブリッド(PHV)と電気(EV)の検討者がそれぞれ7%と6%増加している。この中で唯一減少しているのは「ディーゼル」だ。

 だが、メルセデス・ベンツ日本は9月10日、最高級セダン「Sクラス」に新型直列6気筒クリーンディーゼルエンジン「OM656」を搭載した「S 400 d」をはじめとする4モデルの追加を発表。ジャガー・ランドローバーも独自に設計したインジニウムクリーンディーゼルエンジンを新型モデルに搭載しており、環境性能も含めて、新たな走りを追求する次世代ディーゼルの展開にも意欲を示している。

顧客のロイヤルティでリピート率に違いが

 今回の調査では、どのメーカーでも、リピート層(過去にそのメーカーの車を所有した経験があり、現在もそのメーカーの車を所有しているユーザー)で、次回も同じメーカーの車を検討しているという割合が総じて高い傾向にある。

 しかしその割合はメーカーによって異なり、トヨタ、メルセデス・ベンツ、BMWなどは、リピート層で次回も同じメーカーの車を検討している割合が60%以上であるのに対し、一部のメーカーでは30%台と低水準に留まっており、顧客のロイヤルティにはばらつきがみられる。

 さらに主要ブランドにおける昨年からの変動幅をみると、ボルボ、フォルクスワーゲン、アウディ、三菱、ホンダではロイヤルティの改善幅が比較的大きく、MINI、マツダ、スバルにおいて低下傾向がみられた。

 J.D. パワーは、用途やニーズの理解、競合モデルレベルでの情報比較など、ベストな1台を選択できるためのサポートがますます重要になってきていると分析している。

【調査概要】
J.D. パワー2018年日本新車購入意向者調査
この調査は次回購入を検討している車のタイプ詳細(車の種類や仕様)や重視点、ブランド認知度や好意度、検討ブランド/モデル、ブランドイメージ、更には新技術に対する興味や関心など、消費者の意識や購買行動に関する情報を広範囲に収集している。

実施期間:2018年6月~7月
調査方法:インターネット
調査対象:今後1年以内に新車乗用車の購入を検討している消費者
※現保有車の有無、新車・中古車の別は問わない
回答者数:10,000人

【関連記事】
メルセデス・ベンツが定額利用サービス開始、アウディ、ポルシェらも参入し高級車ビジネスに変化
自動車サービス満足度、「レクサス」がラグジュアリーブランドで1位
トヨタ、日本橋にモビリティサービスを体感できる「TOYOTA MOBILITY SHOWROOM」

【FXランキング】 FXランキング 最新FXランキング スワップFXランキング 手数料FXランキング 口座数FXランキング 会社
【FXを徹底比較】 FX比較 取引コストFX比較 手数料FX比較 通貨ペアFX比較 発注機能FX比較 サービスFX比較 安全

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

株式

もっと見る

FX

もっと見る

経済・社会

もっと見る

マンガ

もっと見る

国際ニュース

もっと見る

この記事に登録されているタグ


All contents copyright © 2007-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5