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パチンコ関連機器市場、前年度比14.5%の大幅減少
景気動向指数も27期連続マイナス推移

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2018/09/22 22:00

 パチンコ・パチスロ業界は厳しい市場環境が続いており、その影響を受けた2017年度のパチンコ関連機器市場規模も14.5%縮小した。

縮小が続くパチンコ関連市場

 矢野経済研究所は9月11日、2017年度のパチンコ関連機器市場調査の結果を発表した。パチンコ関連機器市場とは、パチンコ機市場、パチスロ機市場、周辺設備機器市場の総称で、周辺設備機器市場にはホールコンピューター、玉補給機器などのホール内の設備機器などが含まれる。調査時期は4月から8月にかけて。

 2017年度のパチンコ関連機器市場規模(メーカー売上金額ベース)は、前年度比14.5%減の8,574億円だった。内訳はパチンコ機市場規模が同1.9%減の5,157億円、パチスロ機市場規模が同31.9%減の2,434億円、周辺設備機器市場規模が同17.6%減の982億円。パチスロ機市場の縮小が目立つが、周辺設備機器市場は2000年代には2,500億円ほどの市場規模が、2017年度はついに1,000億円を下回る結果となった。

 パチンコ関連機器市場の今後については市場環境が好転する要素は少なく、販売上位の遊技機メーカーにおいても、製品あたりの販売ロットは今後さらに低下していくとみられる。一方、2月の遊技機規則改訂でパチンコ機において6段階の設定機能が認められ、パチンコ機もパチスロ機と同様に設定配分によってホールが任意で出玉を演出できるようになった。新規則に対応したパチンコ機が新台販売の主役になり、市場活性化の起爆剤になる可能性もあると矢野経済研究所は指摘している。

パチンコ景気動向指数の推移は?

 パチンコ・パチスロ業界を取り巻く市場環境が厳しさを増す中、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所は7月、「第73回 パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を発表した。同調査はパチンコ業界の景気動向の判定を目的に、2000年6月から四半期ごとに実施しているアンケート調査。調査対象企業に「良い」「さほど良くない」「悪い」などの選択肢の質問を行い、「良い」の回答構成比から「悪い」の回答構成比を差し引いてDI値を算出している。

 2018年6月期のDI値(N=86)は、過去1か月の収益や売上、粗利などから判断される「全般的業況」がマイナス28.2ポイントで、おおむね横ばいでの推移となるも、マイナス圏での推移は27期連続となった。また、3か月後の業況判断はマイナス35.3ポイントで、さらに落ち込む見通しを示している。一方、「資本投資気運(遊技機)」はマイナス40.0ポイントに低迷するも、前回調査時から15.6ポイント改善しており、3か月後の判断も マイナス30.4ポイントまで回復する見通しを示した。

 パチンコ・パチスロ業界の市場環境は厳しさを増しているものの、ホール運営企業の資本投資機運はわずかながら改善傾向にあるようだ。

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