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たばこ販売数量、前年同月比10.9%減
一方、たばこ税増税は7割が賛成

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2018/09/29 18:00

 10月1日からたばこ1本あたり1円、たばこ税が増税される。たばこの値上がりも決まり、販売数量・代金はさらに落ち込みそうだ。

紙巻たばこの販売、減少続く

 日本たばこ協会が発表した「紙巻たばこ月次販売実績」によると、8月の紙巻たばこの販売数量は前年同月比10.9%減の118億本、販売代金は同10.3%減の2,580億円に落ち込んだ。販売数量・販売代金ともに、前年同月を下回るのは平成28年4月から29カ月連続になる。

 紙巻たばこの年度別推移では、平成29年度の販売数量が前年比13.4%減の1,455億本、販売代金が同13.0%減の3兆1,655億円で、ともに2年連続で前年を下回った。また、平成2年以降で販売数量が最も多かったのが平成8年度の3,483億本、販売代金が最も多かったのが平成11年度の4兆2,600億円。たばこは値上げの影響で販売代金の落ち込みが小さくなっているものの、販売数量はピーク時の半分以下に落ち込んでいる。

 たばこの販売数量が落ち込む中、政府はたばこ税の増税を決めた。平成30年4月現在のたばこ税は紙巻たばこ1本あたり12.244円で、10月1日から1本当たり1円増税されて13.244円になる。これを受け、日本たばこ産業株式会社は、10月1日から販売するたばこの値上げを決めた。増税分に増加するコストも加え、代表的なたばこ「メビウス」は現行の440円から480円に改定される。なお、たばこ税は平成32年10月1日からは14.224円、平成33年10月1日からは15.244円にそれぞれ増税される予定。

 一方、株式会社クロス・マーケティングは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に在住する20歳から69歳の男女2,000名を対象に「たばこに関する調査」を実施し、その結果を9月18日に発表した。調査期間は9月8日から9日。

 たばこ税増税の賛否を聞くと、賛成と回答したのは全体の73.8%で、男性が68.8%、女性が78.8%だった。たばこの喫煙状況別では、非喫煙者(1161名)が89.2%、喫煙経験者(過去に喫煙習慣があったが現在はない・394名)が83.0%、喫煙者が25.4%だった。それぞれの理由は、賛成派では「健康への影響を考えて」「嗜好品だから」「喫煙者が減ってほしい」「設備向上の期待」などが、反対派では「喫煙者ばかり負担が大きく不公平」「たばこだけ値上げするのは好ましくない」「値上げは喫煙抑制につながらない」などが挙げられた。

 また、喫煙者にたばこ税増税後の喫煙習慣について聞くと、「特になにも変えない」が44.0%で最も多く、「吸う本数を減らす」が40.7%、「禁煙する」が12.1%、「吸う銘柄を変える」が6.3%となった。

 たばこ税の増税で喫煙習慣を変えない人が多数を占めるものの、喫煙本数は大きく減少する可能性がある。さらに、たばこ税の増税は段階的に予定されており、たばこの販売数量は今後もさらに落ち込む可能性がありそうだ。

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