MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

8月の訪日外国人数、過去最高&最速ペース
「地元の人が行くお店に行きたい」日本人が最多

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/10/06 22:00

 旅行中の消費行動にはお国柄の違いもある。訪日外国人数が過去最高のペースで推移する中、お国柄を踏まえたPR活動も必要かもしれない。

8月の訪日外客数、過去最高&最速ペース

 日本政府観光局が9月19日に発表した「訪日外客数(2018年8月推計値)」によると、8月に日本を訪れた外国人の数は前年同月比4.1%増の257万7,800人で前年を10万人以上上回り、8月として過去最高を記録した。また、8月までの累計は2,130万8,900人となり、これまでで最も速いペースで2,000万人を超えた。

 新規就航などによる航空路線の拡充に加え、継続的に展開している訪日旅行プロモーションの効果から前年同月を上回った一方、6月には大阪府北部の地震が、7月には西日本を中心とした豪雨があり、これまで訪日者数の伸びを牽引してきた東アジア市場の一部で訪日需要が抑えられ、全体の伸びの鈍化に影響した。

 市場別では、イタリアやスペインが単月として過去最高を記録したほか、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシアの16市場で8月として過去最高を記録した。また、8月に最も多かったのは中国の86万人(前年同月比4.9%増)で、韓国の59万3,900人(同4.3%減)、台湾の39万4,500人(同4.4%増)が続いた。

「地元の人が行くお店に行きたい」日本人が最多

 一方、ジェットスターグループは、旅行スタイルに関する国際比較調査を実施し、その結果を9月26日に発表した。調査対象はオーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、中国、台湾、香港、ベトナムにおける同社の顧客2万8,500名以上で、調査時期は7月。

 旅行中の食事について最も当てはまるものを聞くと、「地元の人が行くようなお店や屋台に行く」と回答した人が最も多かったのは日本の44%で、ベトナム(28%)とシンガポール(26%)が続き、最も少なかったのはニュージーランドの12%だった。

 「評判が良いお店に行く」ではベトナムが45%で最も多く、日本(33%)と中国(30%)が続き、最も少なかったのは台湾の19%。「評価がついていないカフェやレストランでも、興味を持って試したい」では台湾が51%で最も多く、オーストラリア(42%)とニュージーランド(40%)が続き、最も少なかったのは日本の4%だった。

 また、飲食店などでメニューの内容が分からない時の行動について聞くと、「あてずっぽう(適当)に注文する」と回答した人が最も多かったのは台湾の61%で、香港(47%)、日本(44%)、中国(36%)が続いた。最も少なかったのはベトナムの18%。「何を注文しているのかが分かるよう、誰かに翻訳をお願いする」と回答した人が最も多かったのはベトナムの76%で、ニュージーランド(67%)、オーストラリア(64%)、シンガポール(63%)が続いた。最も少なかったのは台湾の32%で、日本は34%で2番目に少なかった。

 飲食店の選び方やメニューの決め方には、国や地域によって大きな違いがみられた。外国人旅行者に向けては、各国の旅行スタイルの傾向を踏まえたPR活動も重要といえそうだ。

【関連記事】
4月の外国人旅行者数、単月で過去最高を記録 「宿泊業」の新設法人数も前年比40.6%増
訪日外国人旅行者数、11月も過去最高を記録 爆買い減少も、人数増加で市場は拡大傾向
年間訪日外国人数が初めて2,000万人突破 訪日外国人の需要増加で化粧品市場にも好影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5