MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

JLL、不動産テック企業を買収、IBMの不動産関連AIソリューション活用を加速

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/10/30 08:00

 不動産サービスのJLLは、不動産テック企業を買収し、IBMのソリューションの活用をさらに推進。「認知機能付きビル」や「予測分析」なども実現したい考えだ。

不動産テックを強化するJLL

 米国シカゴを拠点とする総合不動産サービス大手のJLLは、米国とインドでIBM社製ソフトウェアの統合とコンサルティングサービスを提供しているValuD Consulting(以下、ValuD)の買収を発表した。ValuDの買収は2018年11月に完了する予定だ。

 JLLは元Google幹部Vinay Goel氏をチーフ デジタル プロダクト オフィサーとして迎えたことを7月に発表。また、同社の独立組織であるJLL Sparkは、1億ドル規模のグローバルベンチャーファンドを設立し、不動産サービスを変革するテクノロジー企業に投資している。

IBMのソリューションで「認知機能付きビル」や「予測分析」も

 ValuD創設者であるGopi Latpate氏は、IBM TRIRIGAソリューションのリードアーキテクトの1人だった。今回のValuD買収によって、JLLは、IBM TRIRIGA、Maximo、IBM Watson IoTの知見を深め、次世代テクノロジーへの対応を強化する。

 「IBM TRIRIGA」は、施設の運用、財務、環境のパフォーマンスを向上させる統合ワークプレイス管理システム。「Maximo」は、資産集約型産業において、オンプレミス環境とクラウド環境の物理的な資産を、共通プラットフォームで管理するための包括的なソリューション。そして、「Watson IoT」は、コグニティブな(またはAIを活用する)IoTの容易な開発を実現するWatson IoT Platform。

 JLLはValuDの専門家300名を、JLLテクノロジーソリューションチームに迎える。また、ValuDと連携により、IBMのデジタルソリューションに関する知見やAI、認知機能付きビル(Cognitive Buildings)、予測分析(predictive analytics)などの新たな技術を習得することも可能となる。

【関連記事】
GA technologiesがマザーズ上場、不動産の世界をデータドリブンに
オリックス銀行、AIで不動産投資のキャッシュフローが試算できるシミュレーターサービス
日本発のアウトバウンド不動産投資、対前年比64%減少

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5