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就活費用13万5,881円、売り手市場で最低水準
76.4%の学生が企業から交通費支給

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2018/11/03 22:00

 売り手市場が続く就職活動。その準備に入った学生の多くは短期のインターンシップに参加し、企業理解を深めている。一方、今年就活をした学生の多くが企業から交通費の支給を受けていることがわかった。

インターン期間は「1日以下」が7割超

 株式会社学情は、7月26日から8月8日にかけて、2020年3月卒業予定の学生を対象に「就職活動開始前意識調査」を実施した。対象は同社の就職サービスの登録会員1,017名。

 来年3月から始まる就職活動の準備を進めている学生の割合は77.1%。就職活動の準備をしている学生に具体的な方法を複数選択で聞くと、「インターンシップへの参加」が68.8%で最も多く、「就職サイト等の適性テスト・適職テストを通じ自己分析」(63.4%)、「就職ガイダンスへの参加」(57.7%)などが続いた。

 インターンシップについて詳しく聞くと、74.2%の学生が「参加した・参加する予定」と回答し、調査時期(2018年6月実施)が異なる調査ではあるものの、2019年卒の学生よりもインターンシップの参加率が5.4ポイント高かった。インターンシップ先を選ぶ基準は、「志望業界であること」(49.4%)、「インターンシップの内容が面白そう」(47.9%)、「有名な企業である」(29.9%)などが多かった。

 ただし参加期間は「1日」が55.2%で最多。「半日以下」を加えると、7割超が1日以下の短期間となっている。

インターンシップ参加期間は、大体どの程度でしたか?(複数回答)
インターンシップ参加期間は、大体どの程度でしたか?(複数回答)

 インターンシップに参加してよかった点は、「1日以下」「短期」インターンシップ参加者は「参加企業の業界・職種への理解が深まった」がいずれも過半数に達し最多。一方、「長期」インターンシップ参加者は「働くことへのイメージや意識が高まった」が49.3%で最多となり、参加期間によって得られるものが異なっている。

インターンシップに参加し、良かった点は?(複数回答)
インターンシップに参加し、良かった点は?(複数回答)

76.4%の学生が企業から交通費支給

 一方、株式会社ディスコは、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1,159名を対象に、10月1日時点の就職活動に関する調査を実施し、その結果を10月24日に発表した。調査期間は10月1日から9日。

 10月1日時点の内定率は90.5%で、1カ月前から1.3ポイント上昇したものの、前年同期の92.7%には届かなかった。今期の内定率は、序盤こそ前年同期を上回るペースで推移していたが、就職以外の進路を模索する未内定学生の存在もあり、7月以降は前年を割り込む状態が続いた。内定を獲得した社数の平均は2.3社で、前年同期の2.4社をわずかながら下回った。

就職活動の費用は平均135,881円で、前年調査より8千円減少。就活費用を調査し始めて以降、最も低い金額となった

就職活動の費用は平均135,881円で、前年調査より8千円減少。
就活費用を調査し始めて以降、最も低い金額となった

 就職活動にかかった費用の平均は13万5,881円で、前年調査の14万3,943円を8,000円あまり下回り、2009年に就活費用を調査してから最も低い金額になった。かかった費用の内訳は「交通費」が6万2,517円(前年同期6万6,170円)、「リクルートスーツ代」が3万7,094円(同3万8,548円)、「宿泊費」が1万902円(同8,765円)、「備品代(カバン・パソコン・手帳など)」が9,221円(同1万1,830円)、「資料費(新聞・書籍など)」が7,343円(同8,060円)、「有料講座受講費」が6,201円(同6,370円)、「その他諸経費」が2,602円(同4,200円)だった。

 調査を行ったディスコによると、学生優位の売り手市場が続く中、今年は早期に志望企業を絞り込む傾向が強く、学生1人あたりのセミナー参加社数や面接などの選考試験受験社数が減った。それに伴って交通費が減少したほか、76.4%の学生が企業から交通費の支給を受けており、就活費用を下げる一因になった可能性があるとしている。

 現在3年生の学生も来年から始まる就職活動に備えて、インターンシップなどの準備を始めている人が多く、早期に就職先を見極めようとしているようだ。

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