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スマホ決済の利用率は12%、「そもそもキャッシュレス化したいですか?」問題

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2018/11/13 15:40

 マクロミルが行ったキャッシュレス決済についての調査で、QRコードなどを使ったスマホ決済の利用率は、図書カードなどのプリペイドカードの利用率よりも低い水準であることが明らかになった。

最も使われている支払方法は「現金」

 マクロミルは、「キャッシュレス決済」について一般消費者がどのようにとらえているか調査を行った。まず、普段の支払い方法を複数回答で聞いたところ、最多は「現金」で96%。次いで「クレジットカード」75%、「ICカード」46%となった。

 現金と現金以外の支払い方法の併用率は84%。多くの人が現金とあわせて「クレジットカード」を中心としたキャッシュレス決済を利用している。その一方でこの結果から、現金以外の支払い方法を一切利用しない人が12%いるということも明らかになった。

 各支払い方法に、利用する頻度の高いものから順位をつけてもらったところ、1番利用される支払い方法に選ばれたのは「現金」で、全体の65%に達している。この結果を年代別に見ると、20代が77%と高く、性年代別では20代女性で83%にのぼっている。

スマホ決済の利用率は12%にとどまる

 キャッシュレス化というと、スマートフォンでQRコードを使った支払い方法などに注目が集まっているが、支払い方法別の利用率をみると、スマホによる支払いは12%で図書カードなどのプリペイドカードより少ない結果となった。

 決済方法については「タッチ型決済」88%、「QRコード決済」35%と日本では「タッチ型決済」が圧倒的多数派となっている。

 スマホ決済を利用していない人にその理由を尋ねたところ「現在の支払いで満足しているから」が35%で最も多く、現金やクレジットカードなどの支払い方法で充分と考えていることが多いことがわかった。

 スマホ決済を利用していない理由の2位には「スマホを紛失したときに悪用されるのが怖い」24%が入っている。続く3位は「利用するための準備(アカウント取得・アプリのダウンロードなど)が面倒だから」23%、4位は「持っているスマホに決済機能がない/決済アプリを入れていないから」23%となっており、スマホ決済を行う環境を持っていない人たちもいる。

そもそもキャッシュレス化したいですか?

 自身の支払い方法についてキャッシュレス化したいかどうか聞いたところ、「キャッシュレス化をしたい」と回答したのは60%(「すべての支払いをキャッシュレス化したい」「できる範囲でキャッシュレス化したい」の合計)で、半数以上の人は前向きだ。

 キャッシュレス化をしたい人に進める上での懸念点を聞いたところ、「個人情報の流出」47%、「災害などの非常時に利用できない」41%、「システムダウンによる利用停止」41%となっている。

 一方、「キャッシュレス化をしたくない」と答えた残り40%(「あまりキャッシュレス化はしたくない」「全くキャッシュレス化はしたくない」の合計)の人に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「お金を使いすぎてしまいそうだから」62%だった。

 次いで、「カードやスマホを紛失した際のリスクが大きいから」52%、「情報セキュリティ面に不安があるから」52%となっている。セキュリティ面の不安よりも「お金を使いすぎてしまいそう」という漠然としたが大きいようだ。

【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2018年10月19日(金)~2018年10月20日(土)

※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記
※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合がある

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